秋から春に掛けては、
ブラームスが聴きたくなります。
ブラームスは、音楽史には欠かすことが出来ない人ですし、
僕はなんとなく親近感を抱きます。
ブラームスは北ドイツのハンブルク生まれ。
生涯結婚しないで独身でした、
そしてなんといってもそのセンチメンタルを極めた音楽。
ブラームスの神髄は、室内楽で特にピアノでは、
ブラームスの多情ゆえに女性を好きなる気持ちが強く、
かと言って内向的で、優柔不断なため、
思いを伝えることが出来ない、という葛藤が感じられます。
交響曲第1番も若い頃から構想があったようですが、
ようやく完成した時には、ブラームスは43才になっていました。
そんなところも慎重ですが、
ぐずな性格が出ているなあ、と思います。
まあ、大作曲家を勝手に解釈しましたが、
曲自体は、交響曲の歴史の中でも、屈指の内容と人気を誇る曲です。
クルト・ザンデルリンクと
シュターツカペレ・ドレスデンの
オーソドックスにして、
充実したアナログ時代の名演をおすすめします。
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UHQCD】 UHQCD DENON Classics BEST ブラームス:交響曲第1番 クルト・ザンデルリング 、 シュターツカペレ・ドレスデン
LP発売時より長らく名盤として聴き継がれてきたザンデルリンクのブラームス全集からの1枚。2010年に新たにオイロディスクから取り寄せたオリジナル・マスターによる音源をUHQCD化。
ザンデルリンクには、ベルリン交響楽団との新盤(デジタル録音)もあり、こちらの世評の方が高いようですが、僕は旧盤にじーんと来ますね。
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