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バックハウス ブラームス ピアノ協奏曲第2番

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こんにちは、
ともやんです。

久し振りに懐かしい名演の名盤を聴きました。

ピアノ独奏、ヴィルヘルム・バックハウス
指揮、カール・ベーム
オーケストラ、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団

録音が、1967年4月というこで、この時点でバックハウス83歳。
ベームは、バックハウスの10歳年下ですが、もちろん70歳を越えています。

老境に立つ二人の作り上げた、なんと素晴らしい名演の名盤なのか!

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バックハウス&ベーム 二人の求道者の挑戦

よく老害という言葉を聞きます。

老害とは、組織や社会で幅を利かせすぎて言動が疎まれる高齢者、あるいは、傍若無人な振る舞いによって若者に必要以上の負担や迷惑をかけている高齢者などを指す表現です。

それは、老いて前に進むことをしなくなった人のことで、老いても挑戦をし続ける人には無縁の言葉です。

このバックハウスとベーム&ウィーンフィルの演奏を聴いている限りでは、二人共老害ということが無縁なのを感じます。

ブラームスのピアノ協奏曲は、ピアノ独奏を伴った交響曲と言われます。

この第2番も4楽章構成で、演奏時間50分近くを要する大曲で、ブラームスの4つの交響曲と比べても引けをとらないくらいか、より規模も大きく内容的に全く同列かそれ以上の曲です。

個人的には、4つの交響曲以上に好きな曲です。

作曲されたのが、1881年でブラームス、47歳のもっとも充実していた全盛期の作品です。

そんな曲をより高い次元で表現しようとバックハウス、ベームはその高みを目指した共同作業は、年齢に関係なく、傑作を生みだしました。

まさに二人の求道者のあくなき挑戦を刻み込んだ名演の名盤です。

だから、50年以上経った、いまでの現役盤として長く愛されています。

ぜひ、何度もでも聴いてください。

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バックハウス ブラームス ピアノ協奏曲第2番

ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op. 83
Piano Concerto No. 2 in B-Flat Major, Op. 83

1.(17:19) I. Allegro non troppo
2.(08:51) II. Allegro appassionato
3.(12:21) III. Andante
4.(09:46) IV. Allegretto grazioso
total(48:17)

ヴィルヘルム・バックハウス – Wilhelm Backhaus (ピアノ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
カール・ベーム – Karl Bohm (指揮)
録音:1967年4月

ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 ヴィルヘルム・バックハウス

“鍵盤の獅子王”と謳われ、今なお不動の人気を誇るピアニスト、ヴィルヘルム・バックハウスが晩年に差し掛かった時期に録音した名盤のひとつがこのブラームス。

巨匠ベームの雄大なサポートを得てバックハウスの揺るぎないドイツ伝統のピアニズムと、往年のウィーン・フィルの薫り高い響きが折り重なり、入魂の演奏を繰り広げている。



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