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ブラームス 交響曲第1&4番 4手ピアノ編 ディオ・

ブラームス
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こんにちは、
ともやんです。
ブラームスはピアノの名手でした。

ブラームス:交響曲第1番, 第4番(4手ピアノ版)(デュオ・クロムランク)
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それもあって多くの管弦楽曲を自ら連弾や2台のピアノ用に編曲しています。
その中から次をご案内します。
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ブラームスのセンチメンタリズム その魅力

ブラームスは、シャイでナイーブな性格だったようで、女性に対してなかなか自分の気持ちを素直に伝えられなかったようです。
だから、シューマンの死後、クララといい雰囲気になりながら結局生涯友人としての関係を続けました。
だからといってブラームスの感情が淡白だった訳ではありません。
内面には、熱く狂おしい恋心が燻っていたと思われます。
一方、常識人で慎重だったブラームスは、管弦楽などの大規模な曲は、几帳面に構成を練り上げ、堅固な曲作りをしました。
しかし、内面に燻る恋心は所々に吹き出します。
指揮者の朝比奈隆さんは、ブラームスのセンチメンタリズムは、中年以降の男性がわかるもの、という意味を言っていました。
ブラームスが好きな人は、そんな常識人としての外面と感傷的な内面の複雑さに魅力を感じ、嫌いな人は、そんな優柔不断でネクラな部分が苦手なようです。
僕は、完全に前者で、これは共に北国で生まれ、重苦しい冬の季節とやがて訪れる春の喜びを繰り返すことで育まれる感情に共感を持つからだと思います。
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ディオ・クロムランク ブラームス 交響曲第1&4番 4手ピアノ編

さて前置きが長くなりましたが、ブラームスが内面のセンチメンタリズムを吐露するのは、室内楽で特にピアノの名手でだっただけにピアノ曲では、まさにセンチメンタルのオンパレードです。
ブラームスの交響曲第1&4番の4手ピアノ編は、ピアノ連弾になったことで、よりストレートに溢れるような感傷さが伝わってきます。
しかも演奏しているパトリック・クロムランクと桑田妙子は夫婦で、二人はウィーン音楽大学の同窓生でお互い恋に落ち結婚、ディオ・クロムランクとして活躍していました。
このブラームスの交響曲は、82年と84年の録音で出世作です。
しかし、二人は10年後の94年7月10日に活動の頂点で亡くなりました。しかも自殺という衝撃的な最期でした。伝えるところによると、二人の仲は破綻状態で、先にパトリックが逝き、その姿に衝撃を受けた妙子さん後を追ったということです。
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ブラームス 交響曲第1番&第4番 4手ピアノ編

ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
交響曲第4番 ホ短調 Op. 98 (4手ピアノ編)
Symphony No. 4 in E Minor, Op. 98 (version for piano 4 hands)
1.(10:54) I. Allegro non assai
2.(09:29) II. Andante moderato
3.(06:04) III. Presto giocoso
4.(08:48) IV. Allegro energico e passionato
total(35:15)
デュオ・クロムランク – Duo Crommelynck
録音: November 1982, Veenendaal, Holland, Netherlands
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交響曲第1番 ハ短調 Op. 68 (4手ピアノ編)
Symphony No. 1 in C Minor, Op. 68 (version piano 4 hands)
5.(14:08) I. Un poco sostenuto: Allegro
6.(07:15) II. Andante sostenuto
7.(04:26) III. Poco allegretto e graziosos
8.(14:53) IV. Adagio: Allegro non troppo ma con brio
total(40:42)
デュオ・クロムランク – Duo Crommelynck
録音: May 1984, Tokyo, Japan

ブラームス:交響曲第1番, 第4番(4手ピアノ版)(デュオ・クロムランク)
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