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リヒテル&マゼール ブラームス ピアノ協奏曲第2番

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こんにちは、
ともやんです。

旧ソビエト連邦出身の名ピアニスト、スヴャトスラフ・リヒテル(1915-1997)が、1969年から79年に掛けて録音したピアノ協奏曲の傑作8曲がSACDハイブリッド盤でリリースされます。

発売予定が7月30日で、現在予約受付中です。

幸い筆者は、収録されている録音は全て所有しているのでその中でもおすすめを数回に渡ってご案内していきます。

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リヒテルとマゼール&パリ管の共演

リヒテルが、EMIに協奏曲の録音をしたは、このブラームスの2番と一緒に収録されているバルトークの第2番が最初でした。

リヒテルの回顧録には、この共演においてマゼールが相当苦戦したという文章があったそうです。

内容は不明ですが、ただこの録音では、マゼールがかなり個性を出しているように感じます。

ブラームスのピアノ協奏曲は、ピアノ独奏を伴った交響曲と言ってもいいくらい管弦楽部分が充実しています。

マゼールの指揮では、特に弦楽パートのチェロとバスの動きがよくわかり、情感豊かに歌わせているのが感じられます。
また弦楽の低音パートが充実しているので、非常に逞しを感じます。

リヒテルのピアノは、華やかさよりやや重苦しさを伴った重厚なもので、煌めきはないけど質実剛健というイメージです。

個人的には、マゼール&パリ管の感興豊かな管弦楽にリヒテルの抑制の効いた渋いピアノがマッチして、ブラームス的な名演だと思います。

他の7曲の演奏を聴いていくのが楽しみです。

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リヒテル&マゼール ブラームス ピアノ協奏曲第2番

ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op. 83
Piano Concerto No. 2 in B-Flat Major, Op. 83

1.(17:32) I. Allegro non troppo
2.(09:23) II. Allegro appassionato
3.(12:32) III. Andante
4.(09:52) IV. Allegretto grazioso
total(49:19)

スヴャトスラフ・リヒテル – Sviatoslav Richter (ピアノ)
パリ管弦楽団 – Orchestre de Paris
ロリン・マゼール – Lorin Maazel (指揮)

録音:1969年10月24-28日 Salle Wagram, Paris

スヴャトスラフ・リヒテル/ピアノ協奏曲集 (1969-79年録音。旧EMI音源8曲)

リヒテルが1969年から79年にかけて4名の指揮者、5つのオーケストラと共演した旧EMIレーベルへのピアノ協奏曲8曲を収録。一部世界初SACD化。

壮年期のテクニック溢れるリヒテルのこれらの録音はレコード史的にも重要な録音ばかりで、それぞれが名演として知られています。クライバーとの唯一の共演盤となったドヴォルザークを始め、自ら評価していたグリーグの圧倒的名演等、聴きどころが満載。今回、従来以上の192Khz/24bitのスペックであらためて本国のオリジナル・アナログ・マスターテープよりデジタル化を行った上で最新のマスタリングを施し、神髄に迫りました。

SACD層、CD層別々にマスタリングしているのは従来通りです。新規解説付。永久保存盤です。



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