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アンドラーシュ・シフ ブラームス ピアノ協奏曲第1番&第2番

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こんにちは、
ともやんです。

アンドラーシュ・シフは、1953年生まれのハンガリー出身のピアニストで、夫人が塩川悠子さん。

お二人共いままでは名前のみ知っていると程度で申し訳ないです。
しかも二人が夫婦と言うのは今日初めて知りました。

さて、シフというと50年来のクラシックファンからすると若いイメージがありますが、今年で68歳。まあ僕自身も64歳になったのだから、年月は確実に経っているのです。

また、なんとなくモーツァルト弾きというイメージを持っていましたが、今回のブラームスを聴いて。その強靭はタッチと清澄な響きに圧倒されました。

2021年度のレコード・アカデミー大賞を取ったのも頷けます。

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ブラームス ピアノ協奏曲のイメージを一新

僕が敬愛した評論家宇野功芳氏は、ブラームスの音楽は根暗で好きじゃないと公言していました。

実際、ブラームスの演奏は、管弦楽なら重厚に演奏されることが多いと思います。
特に古楽器演奏が台頭してくる80年代までは、暗く重く厚みのある響きのスタイルが多かったように思います。

なにか北ドイツの重苦しい冬景色を連想されます。
ただ、北陸出身の僕は、そんなところにブラームスの魅力を感じていました。

しかし、アンドラーシュ・シフと古楽器オーケストラのエイジ・オブ・インライトゥメント管は、第1番では開始から迫力満点で覇気溢れる演奏を展開していきます。

重苦しさはどこにもなく、かと言って軽くはなく常に充実した躍動感に溢れています。
ブラームスは、重くて暗くて苦手という方にもぜひ聴いて欲しい演奏です。

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アンドラーシュ・シフ ブラームス ピアノ協奏曲第1番&第2番

ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op. 15
Piano Concerto No. 1 in D Minor, Op. 15

1.(22:06) I. Maestoso
2.(11:57) II. Adagio
3.(12:55) III. Rondo: Allegro non troppo
total(46:58)

———————————

ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op. 83
Piano Concerto No. 2 in B-Flat Major, Op. 83

4.(17:43) I. Allegro non troppo
5.(09:30) II. Allegro appassionato
6.(10:06) III. Andante
7.(10:16) IV. Allegretto grazioso
total(47:35)

アンドラーシュ・シフ – Andras Schiff (ピアノ&指揮)
エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団 – Orchestra of the Age of Enlightenment

ブラームス ピアノ協奏曲第1番&第2番 アンドラーシュ・シフ エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団

世界中のクラシック愛好家、そして評論家から絶大な信頼を集めるピアノ界の巨匠が満を持してブラームスの協奏曲2曲をECMへ新録音。自らが指揮もつとめ、オーケストラを縦横無尽に操り円熟の境地を余すところなく披露した両曲の最新決定版。

シフが録音で使用したピアノはブリュートナー社により1859年頃制作されたオリジナル楽器。ブラームスがピアノ協奏曲第1番を作曲した、その時代に作られたピアノと、古楽器オーケストラによって、作品が生まれた当時のサウンドが至福の演奏で再現されています。

アンドラーシュ・シフ本人はライナーノーツにこう記しています、「近年、私たちは重量級のブラームスの演奏に慣れてしまってきた。ピアノはいっそう強大に、パワフルになり、オーケストラは大規模に、個々の楽器も強く、たくましくなっている。演奏会場は巨大化した。 -中略-ブラームスの音楽は、重たくも、鈍くも、分厚くも、騒々しくもない。そのまったく反対 ― 清明で、繊細で、特徴的で、ダイナミクスの陰影に満ちている。」
シフが追い求める理想のブラームス作品像が最高の形でこの録音に刻まれています。
タワーレコード・オンラインショップより



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