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朝比奈隆 タワーレコード企画盤年末年始厳選セール

ブラームス
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こんにちは、
ともやんです。

今日は、朝比奈隆さんの没後20年目の命日(2001年12月29日死去)。
僕は80年代の終わり頃から90年代始めの独身の頃、朝比奈さんのコンサートによく行きました。

ブルックナーの曲が多く、当時はまだブルックナーに馴染みが無くて、今一つ感銘が薄かったのですが、もったいなかったです。

でも、現在、当時の録音を聴きなおすと「えっ、こんな凄い演奏を目の当たりにして聴いていたんだ!」とまだ30歳前後の自分に「喝!」を入れたくなります。

さて、タワーレコードの企画盤が年末年始のセールが行われています。
朝比奈さんのSACDシングルレイヤー盤が30%オフになっています。

ただSACDの専用プレーヤーが必要ですので、ご注意ください。

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朝比奈隆 実演を聴きたかった70年代

こんなことをいうと熱狂的な朝比奈ファンから怒られそうですが、録音で聴いていると僕は、朝比奈さんのもっとも充実していたのが、70年ではないか、と感じています。

大阪フィルとのヨーロッパツアーのライブや77年の大阪フィルとの東京文化会館での”英雄”など、気迫の漲る演奏が多いと思うからです。

年齢的にも70歳前後。円熟さと気迫との融合が頂点だったのでは、と僕は勝手に思っています。

そんなことから、このタワーレコードの企画盤は、貴重なものです。
ただ、SACDプレーヤーは、そこそこ高価なのでちょっと残念です。

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朝比奈隆 ベートーヴェン 交響曲全集・ミサ曲集 1977-78年ライヴ

ベートーヴェン: 交響曲全集、ミサ曲集(1977-78年ライヴ)、<特別収録>交響曲第5番(1982年ライヴ)<タワーレコード限定>

<宇野功芳氏の解説より抜粋>
~1970年代に入り、ブルックナーの演奏スタイルを確立し始めると、その影響がベートーヴェンに及び、ここに朝比奈芸術の第1期のピークがやって来たのである。彼のファンはこの時期を《70年代の朝比奈》と呼ぶが、年齢でいえばちょうど60代、まさに脂の乗り切った朝比奈の姿があり、その爆発するような情熱は最高だった。~

朝比奈隆 ブラームス 交響曲全集 1979-80

ブラームス: 交響曲全集(1979,80)<タワーレコード限定>

<宇野功芳氏の解説より抜粋>
「第2」がとりわけ自由なのは、そのときの朝比奈の心境がそうであり、その心境に正直に従い、裸になって自分の心を吐露したからであろう。録音終了後、指揮者から「今度は少し自分を出させてもらいました」という手紙をもらったが、彼がこういうことを口にすること自体、稀有なことといわねばならない。

朝比奈隆 大阪フィルハーモニー交響楽団 名演集

朝比奈隆 大阪フィルハーモニー交響楽団 名演集【特別収録】ブリテン: 青少年のための管弦楽入門(1962年頃録音)<タワーレコード限定>

<宇野功芳氏の解説より抜粋>
~それにしても、ショスタコーヴィッチの第1楽章は見事であった。冒頭の引き締まったリズムと響きの立派さはいかばかりであろう。激しい気迫が結晶化した音に凝縮し、厳しさを伴って余剰がまったくない。緻密にじっくりと、少しも気分に流されない音楽は微動もせずに進められ、粛然として襟を正させるものを持っており、時には崇高でさえある。~(ショスタコーヴィチの解説より抜粋)

朝比奈隆 新日本フィル1970年代ライヴ集成

朝比奈隆 新日本フィル1970年代ライヴ集成 (ブルックナー:交響曲第4番&第8番、ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」、他 全5曲)<タワーレコード限定>

朝比奈隆は新日本フィルの定期に1975年に初めて登場して以来、1980年代から90年台にかけて更に親密な関係を築きましたが、創立してから5年目に当たる1977年4月の「英雄」と、ブルックナーの交響曲第8番が重要な契機になったと言われています。

今回復刻する音源がまさにこの時のライヴで、特に特別演奏会での「英雄」、当日の熱狂的な雰囲気が伝わってくる名演です。

当時、小澤征爾や小泉和裕の音楽作りとは恐らくかなり離れていた作風であった朝比奈との演奏に、当初は新日フィルが戸惑いや迷いがあった可能性がありますが、共演を重ねるにつれ、両者が融合されていった初期の過程を、高音質であるからこそ、今回のSACDにおいてはとりわけ良く捉えていると言えるでしょう。

ブルックナー: 交響曲選集(第3-5,7,8番) 1992-96<タワーレコード限定>

朝比奈隆 ブルックナー 交響曲選集 ライヴ

2019年5月発売の東京都交響楽団との「ブルックナー:ライヴ録音5曲(5,7(2種),8,9番)」に続く、fontec原盤の朝比奈隆SACDシングルレイヤー化企画第2弾。

今回復刻する音源は、1992年から翌年にかけて行われた新日本フィルへの客演時の、朝比奈自身が選んだ「ブルックナー交響曲チクルス」の4曲(第4,5,7,8番)と、ブルックナー没後100年に当たる1996年12月に、定期演奏会で1曲だけのプログラムとして演奏された稀少な「第3番」を、新規でDSDマスタリングを施しSACDシングルレイヤー2枚に集成しました。

尚、これまで単独で出ていたこれらの音源を初めてセット化し、世界初SACD化として最新復刻いたします。



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