こんにちは、
ともやんです。
僕の大好きなJ・S・バッハのブランデンブルク協奏曲が、ベルリン古楽アカデミーの今年3月の新録音で登場。
これだけでも心躍るのに、なんと共演がイザベル・ファウストとアントワン・タメスティという世界的名手というから聴くしかないよね。
ヴァイオリンのイザベル・ファウストに関しては、ちょうど2年前にこのブログで取り上げていて、その目も眩むような演奏に一発でファンになっていました。
バッハのヴァイオリン協奏曲 ファウスト&ベルリン古楽アカデミー
ブランデンブルク協奏曲の鮮烈さが際立つ素晴らしい演奏です。
ぜひ、聴いてね!
イザベル・ファウスト ブランデンブルク協奏曲
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ – Johann Sebastian Bach (1685-1750)
ブランデンブルク協奏曲第1番 – 第6番
Brandenburg Concertos Nos. 1-6, BWV 1046-1051
イザベル・ファウスト – Isabelle Faust (ヴァイオリン)
アントワン・タメスティ – Antoine Tamestit (ヴィオラ)
ベルリン古楽アカデミー – Berlin Akademie fur Alte Musik
録音: March – May 2021, Christuskirche, Berlin, Germany
J.S. バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番 – 第6番(ファウスト/ベルリン古楽アカデミー)
ベルリン古楽アカデミーのブランデンブルク協奏曲の登場!これだけでも心躍るのに、なんとイザベル・ファウストとアントワン・タメスティという世界的名手がゲストに登場しているという、前代未聞のスケールの録音の登場です。
ファウスト、タメスティ両名が参加している第3番では終楽章の目もくらむようなスピード感で展開されるパッセージが圧巻!ファウストが参加している第4番はリコーダーが活躍する楽曲ですが、ファウストの攻めに攻めた、典雅で超絶技巧のパッセージもまた聴きもの。
第6番はヴァイオリンが含まれない少し珍しい編成の作品ですが、ヴィオラのタメスティの存在感が際立っています。
ほかにもアルパーマンの雄弁すぎるチェンバロや、管楽器の面々のうまさ!語りつくせぬ聴きどころの連続ですが、まるで6曲全体がひとつの大きな組曲であるように感じるくらい、ひといきに聴いてしまいます。
作品当時の奏者たちも高い技巧の持ち主だったことは夙に知られるところですが、あらためてその史実に驚きとともに思いをはせると同時に、当時の演奏の現場の熱気と活気、そして聴衆たちの興奮までもが再現されているよう。即興感と心地よい疾走感に満ちた、尋常ならざる熱気とエネルギーと気魄にみなぎった演奏です。
キングインターナショナル
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