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カラヤン ブラームス ウィーンフィルとのドイツレクイエム

カラヤン

こんにちは、
ともやんです。

ジャケットの写真を観て、おもわず「若い!」と言ってしまいました。
録音が、1947年10月ですから、カラヤンは、当時39歳。
さて、戦後のカラヤンは、ナチに協力したという容疑で、失業者としてのゼロから、いやマイナスからのスタートでした。

カラヤンは、ドイツの敗戦直前にベルリンからイタリアのミラノへ亡命していて、終戦をトリエステで迎えましたようです。

カラヤンの日付が特定できる戦後最初のコンサートは、このトリエステでのもので、1945年9月27日でオーケストラは、ジュゼッペ・ヴェルディ市立劇場管弦楽団でした。

この2日後、そして10月6日と7日に指揮しました。

その後、カラヤンは故郷のザルツブルクに戻りました。
しかし、ここから連合国の尋問が始まるのです。
それは非ナチ化審理でした。

カラヤン 戦後の非ナチ化審理のドタバタ

第三帝国で活躍していた者は、みんな「非ナチ化」されてからでなければ、戦後からの活動が出来なかったのです。

それは、フルトヴェングラーしかり、彼の次に有名だったカラヤンもしかりです。しかもカラヤンは、ナチの党員でもあったのです。

ところが、カラヤンには1945年12月15日にあっさり演奏活動の許可が出てしまったのです。これはアメリカの担当官のほとんど独断のようで、連合国側からも批判が出て、その担当官はその後けん責処分を受けてしまいました。

それでもカラヤンの演奏許可はそのままで、1月にはウィーンフィルを振っています。
しかし、今度はソ連側から横やりが入り、今度はその後のコンサートは禁止になってしまいました。

結局、カラヤンはまた演奏活動が出来なくなってしまったのです。

それを救ってくれたのが、イギリスのEMIのプロデューサー、ウォルター・レッグでした。

つまりイギリスのレコード会社が、カラヤンがウィーンフィルとレコードのための録音することまでは、アメリカもソ連も、そしてライヴァルのフルトヴェングラーも止められなかったのです。

レコードに活路を見出したカラヤンは、レッグの下次々と録音して行きました。
その中でも大曲中の大曲が、ブラームスの「ドイツ・レクイエム」だったのです。

当時のカラヤンの鬱憤を晴らすような緊張感溢れる名演です。

カラヤンの名盤 ブラームス ドイツレクイエム

ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
ドイツ・レクイエム Op. 45
Ein deutsches Requiem, Op. 45
作詞 : 聖書 – Bible

1.(11:45) I. Selig sind, die da Leid tragen
2.(15:05) II. Denn alles Fleisch es ist wie Gras
3.(11:26) III. Herr, lehre doch mich
4.(06:14) IV. Wie lieblich sind deine Wohnungen
5.(07:22) V. Ihr habt nun Traurigkeit
6.(12:49) VI. Denn wir haben hier keine bleibende Statt
7.(11:32) VII. Selig sind die Toten
total(76:13)

エリーザベト・シュヴァルツコップ – Elisabeth Schwarzkopf (ソプラノ)
ハンス・ホッター – Hans Hotter (バス・バリトン)
ウィーン楽友協会合唱団 – Wiener Singverein
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
ヘルベルト・フォン・カラヤン – Herbert von Karajan (指揮)
録音: 20-22, 27-29 October 1947, Musikvereinsaal, Vienna, Austria

HMV
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ドイツ・レクィエム カラヤン&ウィーン・フィル、シュヴァルツコップ、ホッター
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ブラームス(1833-1897):ドイツ・レクイエム(録音1947年10月20~22日、10月27~29日)

終戦後、連合軍当局によりドイツ・オーストリアでの活動を一時禁止されカラヤンの、活動解禁後の初コンサートの1曲がこのドイツ・レクイエムです。若きカラヤンの情熱の迸りが曲全体に横溢した名演として親しまれているもので、エリーザベト・シュヴァルツコップ、ハンス・ホッターの名唱が花を添えています。既出盤より大幅に音質が改善されています。ぜひ御一聴ください。



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