グレン・グールドの名盤
グレン・グールド(ピアノ)
ブラームス:間奏曲集
1960年9月&11月録音
秋になるとブラームスが聴きたくなります。
そして物悲しい気分になったり、そんな気分に浸りたいと思うことがあります。
物悲しいときには、それを助長するセンチメンタルな曲や演奏がいいですね。
悲しいときに楽しい曲を聴くと余計落ち込んだりしますもんね。
悲しいとき、落ち込んだ時、失恋した時、世の中に嫌になった時、
自暴自棄になった時、グールドの弾くブラームスがおすすめです。
スローなテンポで情感込めて弾くブラームスは、落ち込んだ気持ちにより重く響きますが、ブラームスの曲の中のかすかな微笑みの部分が、とても大きな喜びに感じる瞬間もやってきます。
このCDを紹介してくれたが、作曲家の山本直純氏の著書でした。
もう30年くらい前でしたね。僕が30才でまだ独身、彼女なし、仕事もいまいちで不完全燃焼の頃でした、
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そんな時直純氏の著書に出会い、辛い時に聴いてください、とありました。それ以来の僕の愛聴盤です。
言葉も交わさず、そっとそばに寄り添ってくれる、
そんな演奏がグレン・グールドが、届けてくれます。
ゴールドベルク変奏曲(1980年盤)と並んで、
僕の特に好きなグールドの録音です。
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