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カール・ベーム 名盤 ブラームス 交響曲第2番

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こんにちは、
ともやんです。

僕の住む横浜は、昨日、今日と初夏を思わせる陽気で、猫たちも縁側でのんびりしています。ああ、こんな日は何を聴こうか?あ、そうだブラームスの交響曲第2番がいいな、と瞬時に思いました。

ブラームスは、北ドイツのハンブルク出身で性格も暗く、どうも優柔不断でうじうじしていたような印象ですが、やるときゃやるよって潔さもある人って感じです。
重厚な作品の多いブラームスですが、その中では交響曲第2番は、春風のような作品で、ブラームスの中では、北国の垂れ込めた厚い雲の切れ目から差し込む陽光のようです。

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やっぱり カール・ベームでしょ

さて、ブラームスの交響曲第2番を聴こうと思い、さて誰の演奏で聴こうか。
何人かの指揮者を思い浮かべて、あっ、やっぱりカール・ベームでしょ、と軽く手を叩きました。
僕が、クラシック音楽を聴き始めた1970年中1の時、当時の人気指揮者は、カラヤン。そしてその対抗馬だったのがベームでした。
まあ、いまから考えると二人共ドイツ・グラモフォンの看板指揮者で、二人を対抗させたのはレコード会社の戦略だったと思います。

ただ僕は、カラヤンの豪奢な雰囲気よりもベームのもつ真面目で素朴な雰囲気が好きで、どちらかというベーム派でした。

70年代というとベームは、既に70代も後半に入る頃で、来日する度に大歓迎でした。もう人の良い好々爺という感じでした。その頃は、ベームはそんな人間味のある指揮者だと思っていたのです。ただ後年ベームをより知るようになるとそんな甘っちょろい音楽家ではないということを知るのですが。

でも70年代のベームとウィーン・フィルのコンビによるベートーヴェンやブラームスは、穏やかな演奏が多かったと思います。

このブラームスの第2番もベームが80歳の時の録音。たおやかでウィーンフィルののびのびとした響きが魅力の演奏です。

この演奏を聴くと遠い昔に過ごした思春期の1ページを思い出すのです。

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カール・ベーム ウィーン・フィル ブラームス 交響曲第2番

ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
交響曲第2番 ニ長調 Op. 73
Symphony No. 2 in D Major, Op. 73

1.(21:15) I. Allegro non troppo
2.(10:43) II. Adagio non troppo – L’istesso tempo, ma grazioso
3.(05:28) III. Allegretto grazioso (quasi andantino) – Presto ma non assai
4.(08:54) IV. Allegro con spirito
total(46:20)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
カール・ベーム – Karl Bohm (指揮)
1975年5月 ウィーン、ムジークフェラインザール

ブラームス 交響曲第2番 アルト・ラプソディ/悲劇的序曲 カール・ベーム ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

今なお、日本で根強い人気を誇るオーストリアの巨匠指揮者カール・ベームの生誕125周年を記念して、代表的なレパートリー20タイトルを新リマスターでリリース。

さらに良い音でお聴きいただけるよう、SHM-CD/HRカッティング仕様、グリーンカラー・コート・レーベルでプレスします。

このアルバムは、70年代に録音されたウィーン・フィルとのブラームスの交響曲全集から、第2番と「アルト・ラプソディ」「悲劇的序曲」を収録した1枚。交響曲は1978年度のレコード・アカデミー賞を受賞しています。2018年制作のDSDマスターを使用しています。



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