おはようございます。
ともやんです。
ブラームスの交響曲第2番の究極の名盤ともいえるCDを聴きました。
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ピエール・モントゥー指揮ロンドン交響楽団。
ピエール・モントゥーは、1875年生まれで、1964年で89歳の高齢に亡くなったフランスの名指揮者です。
19世紀生まれの指揮者としては珍しく1963年にロンドン交響楽団と来日して第6回大阪国際フェスティバルに出演しています。
僕は長らくモントゥーに憧れながらあまり聴いてきませんでしたが、今回ブラームス交響曲第2番の決定盤ともいえる、ロンドン交響楽団との録音を聴いて深い感動受けました。
モントゥーのブラームス交響曲第2番 陶酔に満ちた夕映え
あまりの素晴らしさ僕の文章力では表現できないので、宇野功芳氏の文章を引用します。
“それは回顧的なまでの老熟の味であり、やるせないほどの情緒とのどかな陶酔にみちた夕映えのブラームスなのだ。テンポの動きも非常に多い。
中略内声の意味深さも独特で、第一楽章には耳をそばだたせる部分があり、中間の二楽章も細部まで心がこもり切っている。”
また、木管が非常にチャーミングな味わいを出していて聴いていると掻きむしらえるような気持ちになります。
ピエール・モントゥーの名盤 ブラームス交響曲第2番
ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
交響曲第2番 ニ長調 Op. 73
Symphony No. 2 in D Major, Op. 73
1.(20:29) I. Allegro non troppo
2.(08:34) II. Adagio non troppo – L’istesso tempo, ma grazioso
3.(05:28) III. Allegretto grazioso (quasi andantino) – Presto ma non assai
4.(09:21) IV. Allegro con spirito
total(43:52)
5.悲劇的序曲 Op. 81
Tragic Overture, Op. 81
(13:07)
6.大学祝典序曲 Op. 80
Academic Festival Overture, Op. 80
(10:16)
ロンドン交響楽団 – London Symphony Orchestra
ピエール・モントゥー – Pierre Monteux (指揮)
ブラームス:交響曲第2番 悲劇的序曲/大学祝典序曲 ピエール・モントゥー
モントゥーが亡くなる2年前の87歳時の録音ですが、老いを感じさせない瑞々しい演奏です。
“クラシック銘盤ベスト1200″シリーズ。ブラームスの”田園交響曲”とも呼ばれる、牧歌的な晴朗さや幸福な気分に満ち溢れた、流麗で伸びやかな曲想が魅力的な交響曲第2番。遅筆のブラームスとしては3カ月余という異例の速さで完成した名作である。89歳で世を去るまで現役として活躍を続けたフランスの大指揮者、ピエール・モントゥーが晩年になってロンドン交響楽団を指揮した、彼の偉大な風格が刻印された淀みなく流れるいぶし銀のような演奏。1962年録音 タワーレコード
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