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ヨハンナ・マルツィ メンデルスゾーン&ブラームス Vn協奏曲

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こんにちは、
ともやんです。

僕が信頼を寄せている音楽評論家で盤鬼を呼ばれ、自身クラシック名演奏復刻レーベルのGrand Slamを主宰される平林直哉氏。

そのGrand Slamが、7月上旬までの予定でセールを行っています。

ロングセラーのタイトルを中心に厳選タイトルを数量限定スペシャル・プライスにてご提供いたします。

フルトヴェングラー、ワルター、トスカニーニなど往年の巨匠たちの貴重な音源が、平林氏の入魂の復刻で聴くことができます。

僕も既に所有しているものもあるので、それを中心にご紹介して行きたいと思います。
なお、在庫の無くなったアイテムからセール終了となるので、気になる音源は即買いをおすすめします。

クラシックのLPやCDは、廃盤になるサイクルが速いので、機を逃すと生涯出会えないこともあります。

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マルツィ メンデルスゾーン&ブラームス ヴァイオリン協奏曲

ヴァイオリニスト、ヨハンナ・マルツィは、1924年10月26日、ルーマニア西部トランシルヴァニア・ティミショアラ生まれのハンガリー人ヴァイオリニスト。

6歳よりヴァイオリンを始め、すぐ才能を発揮して10歳の34年にブダペストのフランツ・リスト音楽院に入学してイェネー・フバイに師事。13歳でデビューし、42年に同音楽院を卒業しています。

第二次大戦後の47年にジュネーヴ国際音楽コンクール入賞以降はスイスを拠点に活動を開始。53年にイギリス、57年にアメリカデビューを果たし、ソリストや室内楽アーティストとしての評価を獲得していきます。
ただ、癌を患い79年8月13日にスイスにて54歳の生涯を閉じています。

今回、ライブの放送録音からの復刻です。確かなテクニックに支えられ、表情豊かな演奏を展開しています。
メンデルスゾーンとブラームスでは印象が違い、メンデルスゾーンのやや艶めかしさを感じさせるチャーミングさに惹かれます。一方、ブラームスの方は、それにプラスして凛とした凛々しさを感じます。

また、伴奏指揮をする二人の指揮者。ブラームスのヴァントの実力は周知のことですが、メンデルスゾーンの伴奏を担ったハンス・ミュラー=クライが凄い。

ハンス・ミュラー=クライは、1908年生まれのドイツの指揮者。シュトゥットガルト放送響の初代指揮者で、当オケとハイドン、ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームス等の交響曲を残しています。

ただ、残念がら1969年で60歳で急逝しています。
雰囲気的に名指揮者ハンス・シュミット=イッセルシュテットを想起させ、指揮者としてこれからという60歳での急逝は、コンヴィチュニーやカイルベルトを思い起させます。

現在、タワーレコードやHMVのカタログを見ても伴奏ものしか出ていません。そのうち交響曲ものの録音を入手したいと思います。

ヨハンナ・マルツィ メンデルスゾーン&ブラームス Vn協奏曲

フェリックス・メンデルスゾーン – Felix Mendelssohn (1809-1847)
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op. 64
Violin Concerto in E Minor, Op. 64, MWV O14

1.(13:02) I. Allegro molto appassionato –
2.(08:08) II. Andante –
3.(05:34) III. Allegro molto vivace
total(26:44)

ヨハンナ・マルツィ – Johanna Martzy (ヴァイオリン)
シュトゥットガルト放送交響楽団 – Stuttgart Radio Symphony Orchestra
ハンス・ミュラー=クライ – Hans Muller-Kray (指揮)
録音: 5 February 1959, Liederhalle, Stuttgart

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ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 77
Violin Concerto in D Major, Op. 77

4.(21:57) I. Allegro non troppo
5.(09:18) II. Adagio
6.(07:46) III. Allegro giocoso, ma non troppo vivace
total(39:01)

ヨハンナ・マルツィ – Johanna Martzy (ヴァイオリン)
シュトゥットガルト放送交響楽団 – Stuttgart Radio Symphony Orchestra
ギュンター・ヴァント – Gunter Wand (指揮)
録音: 6 February 1964, Liederhalle, Stuttgart

メンデルスゾーン&ブラームス: ヴァイオリン協奏曲 ヨハンナ・マルツィ 、 ハンス・ミュラー=クライ 、 ギュンター・ヴァント シュトゥットガルト放送交響楽団

ヨハンナ・マルツィが弾いたメンデルスゾーンとブラームスのそれぞれ協奏曲にはセッション録音が知られていますが、ライヴのマルツィはさらに魅惑的でスリリングです。両曲ともに初出ではありませんが、独奏、オーケストラともども、最も明瞭で情報量の多い音質に仕上がったと自負しています。マルツィのファンはもとより、ヴァイオリン好きにはたまらないと思います。(平林直哉)
キングインターナショナル



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