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ブラームスの交響曲全集 ヘルビッヒの伝統的な響きで癒されませんか

こんにちは、
ともやんです。

9月も後半になり、すっかり過ごしやすくなりました。

僕が住む横浜は、6月下旬には、梅雨明けしてそれからの猛暑というか酷暑は大変ものでした。

さて、秋になると聴きたくなるのがブラームスです。

僕の場合、秋になったからブラームスが聴きたくなるのか、ブラームスが聴きたくなったから秋を感じるのかというくらい秋から冬に掛けてはブラームスです。

さて、今日は現在86歳の名指揮者ギュンター・ヘルビッヒ指揮ベルリン交響楽団のブラームス交響曲全集をご案内します。

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ブラームスの交響曲全集 指揮者ギュンター・ヘルビッヒについて

ギュンター・ヘルビッヒは、1931年11月30日チェコスロバキア生まれのドイツの指揮者で、亡くなったマゼール(1930年生まれ)アバド(1933年生まれ)と同世代の指揮者です。

実は、ヘルビッヒのブラームスがいいよ、と友人から進められて、ヘルビッヒ?誰?ヘルヴェッヘなら知っているけど、というくらいの無知な僕でしたが、経歴を見て、しかも実際の録音も聴いてみると、これは凄い人だと感じた次第です。

壮年期までは東ドイツで活躍した人で、今回ブラームスの全集を録音したベルリン交響楽団の指揮者を務め、この全集を録音した1977年当時に首席指揮者に就任しています。

また1972年から77年にはドレスデンフィルハーモニー芸術監督も務めています。

その後、アメリカに渡り、1984年からデトロイト交響楽団、88年から94年までトロント交響楽団の音楽監督に就任し、90年代にはイェール大学で指揮法の教鞭を執っていました。

2001年から2006年まではザールブリュッケン放送交響楽団の音楽監督に就任し、オーケストラビルダーとして同楽団の演奏技術の水準を向上させました。

また2008年から10年に掛けて、台湾の国家交響楽団の芸術顧問、首席客演指揮者も務め、現在は桂冠指揮者です。

録音を聴くと分かりますが、奇をてらった演奏をする人ではありません。

むしろ地味と感じるかもしれません。

淡々と誠実な演奏を展開する指揮者で、アメリカで人気の割には、3回も来日しているのに、日本での知名度が引くのは、そんなところにも原因があるかもしれません。

こんなことを書いている僕もそうですが。。。

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ブラームスの交響曲全集 ヘルビッヒ&ベルリン交響楽団の伝統的な響きで

ベルリン交響楽団は、実は以前の西ドイツにも同名の楽団があり、混同しやすいですが、この演奏のベルリン交響楽団は、1952年に設立され、昨年65周年を迎えた(この全集はそれを記念して発売)現ベルリン・ツェルトハウス管弦楽団です。

歴代の指揮者としては、ギュンター・ヘルビッヒをはじめ、クルト・ザンデルリンク、クラウス・ペーター・フロール、ミヒャエル・シェーンヴァルト、エリアフ・インバルという実力者が歴任しいて、現在は2007年からローター・ツァグロセクが務めています。

また、2008年から第1コンサートマスターを日本人の日下紗矢子が務めています。

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ヨハネス・ブラームス交響曲全集 ギュンター・ヘルビッヒ指揮ベルリン交響楽団

ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
交響曲第1番 ハ短調 Op. 68
Symphony No. 1 in C Minor, Op. 68

1.(14:34)I. Un poco sostenuto – Allegro
2.(09:32)II. Andante sostenuto
3.(05:00)III. Un poco allegretto e grazioso
4.(17:37)IV. Adagio – Piu andante – Allegro non troppo ma con brio
total(46:32)

5.(13:21)悲劇的序曲 Op. 81
Tragic Overture, Op. 81

交響曲第2番 ニ長調 Op. 73
Symphony No. 2 in D Major, Op. 73

6.(15:46)I. Allegro non troppo
7.(09:57)II. Adagio non troppo
8.(05:32)III. Allegretto grazioso (quasi andantino)
9.(09:40)IV. Allegro con spirito
total(40:55)

交響曲第3番 ヘ長調 Op. 90
Symphony No. 3 in F Major, Op. 90

10.(10:48)I. Allegro con brio
11.(08:56)II. Andante
12.(06:24)III. Poco allegretto
13.(09:25)IV. Allegro
total(35:33)

交響曲第4番 ホ短調 Op. 98
Symphony No. 4 in E Minor, Op. 98

14.(13:24)I. Allegro non troppo
15.(11:47)II. Andante moderato
16.(06:26)III. Allegro giocoso – Poco meno presto
17.(10:54)IV. Allegro energico e passionato – Piu allegro
total(42:31)

18.(19:16)ハイドンの主題による変奏曲 Op. 56a
Variations on a Theme by Haydn, Op. 56a, “St. Anthony Variations”

ベルリン交響楽団 – Berlin Symphony Orchestra
ギュンター・ヘルビッヒ – Gunther Herbig (指揮)
録音:1977年~78年 ステレオ/アナログ

 

ブラームス:交響曲全集/ギュンター・ヘルビッヒ指揮、 ベルリン交響楽団

ブラームスの交響曲全集はヘルビッヒ&ベルリン交響楽団余計なことはいらない

僕のクラシック音楽リスナー歴は、そろそろ50年を迎えようとしています。

以前は、わくわく、どきどきする演奏を、つまりトンでも盤などを追い求めたりしていましたが、現在は、重心のしっかりした正攻法の演奏を自然と求めるようになってきました。

実は、正攻法のスタイルでリスナーを納得させる方が難しいので、単に楽譜通りにすっきりした演奏をされても全く感動をしません。

だから、それだけ僕の一応リスナーとして耳が肥えてきたというか成長したのでしょうか。

そういう意味では、ヘルビッヒは僕の好きなタイプの指揮者で、淡々と誠実に演奏を展開しながら実に深い味わいを与えてくれます。

この全集おすすめです。

最後に

最後に、CDのオンラインショップに寄せられていたレビューをご紹介します。

金管もティンパニも控えめ、東独らしい渋い演奏、と言ってしまうとそれまでなのだけれど、この指揮者には独特の粘着質な感じ(レガートを結構使う)があり、それがことごとく成功しているように思えます。第1番終楽章だけをとっても、例の歓喜主題風の旋律の濃密な歌わせ方、コーダ手前の静寂での溜め具合など、実に味わい深いです。ザンデルリンク/SKD、スウィトナー/SKBがお好きな方はこちらもぜひ。

”伝統的な演奏”がまだ主流であった時代の演奏。この後、色々なタイプの演奏が発表された。それは興味深いのだけれど、フルオケで朗々と奏される、このような演奏に安らぎを覚えるのは何故だろう。指揮者はほぼ伝統的なテンポを守り、実は巧妙解釈を施しているのだろうが、作為的に感じられる箇所は、ほとんど無い。自己主張の強い、声高な演奏に疲れたのかも知れない。本当に心地よい時間を久しぶりに過ごせた演奏だった。

共にタワーレコードの通販サイトより



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