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マタチッチ ブルックナー 交響曲選集

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こんにちは、
ともやんです。

1985年1月4日、クロアチア出身の名指揮者ロブロ・フォン・マタチッチの命日です。
享年85歳でした。

9度来日し、日本のファンにも馴染みでしたが、NHK交響楽団との名演を聴いたの人も多いのではないでしょうか。

僕は、1977年に大学入学のため上京しましたから、聴く機会はあったのですが、残念ながらコンサートには行きませんでした。

そんなことを考えるともったいないことをしたものだと後悔しきりです。
今日は、マタチッチを偲んで、得意だったブルックナーのCDをご紹介します。

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マタチッチ ブルックナー 交響曲第5番・7番・9番

アントン・ブルックナー – Anton Bruckner (1824-1896)
交響曲第5番 変ロ長調 WAB 105
Symphony No. 5 in B-Flat Major, WAB 105

1.(19:27) I. Adagio – Allegro
2.(18:19) II. Adagio
3.(11:56) III. Scherzo: Molto vivace
4.(20:35) IV. Finale: Adagio – Allegro moderato
total(70:17)

チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 – Czech Philharmonic Orchestra
ロヴロ・フォン・マタチッチ – Lovro von Matacic (指揮)
録音: 6 November 1970, The Dvorak Hall of Rudolfinum, Prague, Czech Republic

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アントン・ブルックナー – Anton Bruckner (1824-1896)
交響曲第7番 ホ長調 WAB 107 (1885年稿・A. グートマン改訂版)
Symphony No. 7 in E Major, WAB 107 (modified 1885 version, ed. A. Gutmann)

1.(21:36) I. Allegro moderato
2.(23:58) II. Adagio. Sehr feierlich und sehr langsam
3.(10:45) III. Scherzo: Sehr schnell
4.(12:45) IV. Finale: Bewegt, doch nicht schnell
total(69:04)

チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 – Czech Philharmonic Orchestra
ロヴロ・フォン・マタチッチ – Lovro von Matacic (指揮)
録音: 20-23 March 1967, The Dvorak Hall of Rudolfinum, Prague, Czech Republic

———————-

アントン・ブルックナー – Anton Bruckner (1824-1896)
交響曲第9番 ニ短調 WAB 109 (1894年初稿・ノヴァーク版)
Symphony No. 9 in D Minor, WAB 109 (original 1894 version, ed. L. Nowak)

1.(23:37) I. Feierlich, misterioso
2.(10:16) II. Scherzo: Bewegt lebhaft – Trio: Schnell – Scherzo da capo
3.(27:13) III. Adagio: Langsam feierlich
total(61:06)

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チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 – Czech Philharmonic Orchestra
ロヴロ・フォン・マタチッチ – Lovro von Matacic (指揮)
録音: 4-5 December 1980, live recording, House of Artist, Prague, Czech Republic

ブルックナー:交響曲第5番、第7番、第9番 ロヴロ・フォン・マタチッチ チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

これら3曲の録音はブルックナー指揮者としてのマタチッチを広く認識させるのに貢献した音源で、特に1967年録音の第7番は、それまで交響曲第4番と第0番(第3楽章のみ)のモノラル録音しかなかったマタチッチ初のステレオ録音となったブルックナーでした。

そしてこの第7番こそ、1968年のチェコ事件が起こる前年、アンチェル治世下で最もオーケストラが充実していた時期の録音であり、人材や力量含め、第二次黄金期と言われた珠玉のチェコ・フィルによる豊かな音色が十全に収められています。

その音は当時のスプラフォン・レーベルの優秀な録音によって実現され、マタチッチの代表盤のひとつとも言われる名盤が誕生しました。音質的にもこの第7番が最も良く、今回のSACD化ではニュアンスが豊かで、細部に至るまで神経が行き届いた精緻な演奏を最良の状態で再現できています。

当時のブルックナー演奏の最高峰のひとつではないでしょうか。



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