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ギュンター・ヴァント ブルックナー交響曲第3番

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こんにちは、
ともやんです。

ギュンター・ヴァント(1912-2002)はまさに叩き上げの人だった。
僕は1970年からクラシックを聴いていて、当時およびそれ以前の音楽家の名前はかなり聴いていたつもりだが、指揮者に関してかなり後まで知らなかった著名な指揮者がいた。

それはセルジュ・チェリビダッケとギュンター・ヴァントの二人だ。

共に1912年生まれ。

ヴァントは90年代に巨匠と崇められたが、80年代ならまだしも70年代は、ほとんど無名だった。

一方、チェリビダッケは、すでにドイツ敗戦直後のベルリンフィルで、首席指揮者として活躍していたにもかかわらず、その名前を聴くことはなかった。

これは今考えるとカラヤンへの忖度としか思えない(僕の勝手な考えですが)

さて、僕は幸いにもヴァントが神格化される前に彼のCDを買ってその素晴らしさに触れていた。

むしろ90年以降巨匠になったヴァントよりも80年代のヴァントの方が好きだ。

当然ブルックナーも80年代にケルンWDR響と録音した全集が好きだ。

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ギュンター・ヴァント ブルックナー交響曲第3番

アントン・ブルックナー – Anton Bruckner (1824-1896)
交響曲第3番 ニ短調 WAB 103 (1889年稿・ノヴァーク版)
Symphony No. 3 in D Minor, WAB 103 (1889 version, ed. L. Nowak)

1.(21:25) I. Massig bewegt
2.(13:42) II. Adagio. Bewegt, quasi andante
3.(06:51) III. Scherzo: Ziemlich schnell
4.(10:55) IV. Finale: Allegro
total(52:53)

ケルンWDR交響楽団 – WDR Symphony Orchestra Cologne
ギュンター・ヴァント – Gunter Wand (指揮)

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Bruckner: Symphonies No.1-No.9 ギュンター・ヴァント ケルンWDR交響楽団

ヴァントがケルン放送響と録音した唯一のブルックナー全集の久しぶりの再発売となります。1974年に放送用に録音された交響曲第5番のあまりの素晴らしさに急遽レコード化が決定し、その発売によってヴァントは一躍ブルックナー指揮者としての高い評価を確立。全集録音にまで発展しました。

一音たりともおろそかにせず、細部まで明晰に目配りし、随所に金管の凄まじいアクセントを与えていく気迫十分の壮年期のヴァントの姿がここに刻み込まれています。

全9曲がブルックナーの交響曲を語る上での永遠のスタンダードと呼ぶにふさわしい水準であり、また第1番と第2番の2曲については、ヴァントは実演でも取り上げたことがなく、その後北ドイツ放送交響楽団、ベルリン・フィルとの演奏も行わず、それぞれウィーン稿とハース版という稿態の選択の上でも貴重な録音と言えるでしょう。



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