こんにちは、
ともやんです。
現在、僕が一番好きな日本の指揮者は、井上道義です。
昨年の9月に実演を聴いたというのもありますが、CDでもブルックナー、マーラー、ショスタコーヴィチは、現在日本で最高の指揮者ではないかと思うのと世界的にも堂々と渡り合える人だと思います。
1946年(昭和21年)生まれですから、まさに団塊の世代。
父親がアメリカ人で長身で端正な顔立ちでも舞台姿もカッコイイ人です。
創り出す音楽は、精緻にして切れ味鋭いもので、聴いていて気持ちいい。
そして多彩な響きを繰り出す点も特筆もので、その辺が僕にがつい井上道義を聴きたくなる点だと思います。
さて、今回チャイコフスキーの交響曲第4番とマーラーの第1番”巨人”を聴きました。
どちらも期待を裏切らない名演の録音です。
ということで、今回が僕が選ぶ井上道義5選をご案内します。
スポンサーリンク
==============================================
まず、以下一覧でご案内します。
井上道義&大阪フィル ショスタコーヴィチ交響曲第7番 |
|
日本を代表する指揮者で、近年ショスタコーヴィチ演奏で高い評価を受ける井上道義の最新ショスタコーヴィチ・アルバムです。
2015年11月、大阪フィルの定期演奏会で取り上げられた交響曲第7番は、前作交響曲第4番同様、圧倒的な迫力と音楽的な深さで、大喝采を受けました。
井上はこの交響曲を「人間賛歌」と呼びます。人間の持つ弱さ、悲しみ、怒り、情熱が入り乱れ、マグマのようなエネルギーとなって表現されたショスタコーヴィチの最高傑作のひとつです。井上によって統率されたオーケストラがそれらを余すところなく、表現していきます。
パワー漲る迫力、刺激的なサウンド、ドラマティックな音楽性は井上道義の独壇場です。圧巻の井上&大阪フィルのショスタコーヴィチ・シリーズ第2弾、ぜひお聴き下さい。
オクタヴィア・レコード |
タワーレコードオンラインショップはこちら
|
井上道義&大阪フィル チャイコフスキー交響曲第4番 |
|
2014年大阪フィル首席指揮者に就任直後に癌が発覚し、長期休養を余儀なくされた井上道義が再び大阪フィルの定期演奏会に戻り、ライヴ収録された名演が当盤になります。
闘病後の公演とは思えぬほど、エネルギー感にあふれる渾身のチャイコフスキーとなりました。
井上道義の才気が研ぎ澄まされ、一音一音に魂がほとばしり、音楽が精気とともに躍動。大阪フィルは重厚なサウンドで、まさに全身全霊でチャイコフスキーを表現します。
大阪フィルとの新たなるスタートとなり、井上道義の完全復活を示す見事な演奏で会場は大いに沸き上がり、さらなる両者の発展を期待させることとなりました。
完全復活井上道義の「魂のチャイコフスキー」をぜひお聴き下さい。
オクタヴィア・レコード |
タワーレコードオンラインショップはこちら
|
井上道義&新日フィル マーラー交響曲第1番 |
|
邦人演奏家・オーケストラを主体とした”ベスト100″シリーズ。
本作は、井上道義指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏による、マーラーの交響曲第1番≪巨人≫をライヴ収録したアルバム(2000年7月録音)。レーベル各社共同企画盤。 |
タワーレコードオンラインショップはこちら
|
井上道義&京都市響 ブルックナー交響曲第8番 |
|
井上はマーラーとショスタコーヴィチなど大編成のオーケストラを擁する作品を得意とし、数々の名演奏を繰り広げてきましたが、近年ブルックナーもたびたび取り上げ、多くのブルックナー・ファンから信奉されるようになってきています。
2002年に新日本フィルとの7番がCD化されていますが、その盤はロマンティシズム溢れる美しい演奏が評判となりました。
それから10年以上たち新たなブルックナーへ立ち向かった井上。チェリビダッケより薫陶を受けた井上道義のブルックナーへの熱き魂溢れる8番となっています。
コンサートでは井上とオーケストラの熱気が会場へ伝わり、大いに盛り上がりました。京都市交響楽団の充実したサウンド。力強く輝かしい金管セクション。重厚なるブルックナーの神々しき世界観が見事に描かれています。
これからさらに巨匠指揮者へ向かう井上道義の演奏をお聴き下さい。
オクタヴィア・レコード |
タワーレコードオンラインショップはこちら
|
井上道義&アンサンブル金沢 ベートーヴェン交響曲第4番 |
|
1988年に日本最初のプロの室内オーケストラとして、石川県金沢市に設立された”オーケストラ・アンサンブル金沢”演奏のアルバム・シリーズ。
第1弾はOEK音楽監督:井上道義の指揮による、ベートーヴェン:「交響曲第4番変ロ長調作品60」他を収録。 |
タワーレコードオンラインショップはこちら
|
スポンサーリンク
関連
コメント