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諏訪内晶子の名盤 メンデルスゾーン&チャイコフスキーの協奏曲

チャイコフスキー
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こんにちは、
ともやんです。

僕には、1990年に諏訪内晶子が、史上最年少で、チャイコフスキー国際コンクールで優勝した記憶が鮮烈です。

だから、いまだに美少女のヴァイオリニストという印象が強いですが、時の流れは無情なもので、彼女も既に47歳という大人の女性になりました。

僕の悪い癖で、どうも現役の日本の音楽家の演奏をあまり聴かない傾向があります。

しかし、日本人の音楽家の中には、日本での知名度よりも国際的に高く評価されている人も多く、最近は積極的に聴くようにしています。

またコンサート、リサイタルにも今年は積極的に行こうと考えています。

ちなみに3月11日に、川久保賜紀と小菅優のリサイタルに行ってきます。

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諏訪内晶子の現在は幅広く活躍

音楽雑誌ぶらあぼによると、次のプロフィールが表示されます。
単にソリストとしてだけではなく、コンクールの審査員や音楽祭の芸術監督など幅広く活躍されています。

1990年史上最年少でチャイコフスキー国際コンクール優勝。これまでに小澤征爾、マゼール、デュトワ、サヴァリッシュらの指揮で、ボストン響、フィラデルフィア管、パリ管、ベルリン・フィルなど国内外の主要オーケストラと共演。

エリザベート王妃国際コンクールヴァイオリン部門審査員。また、国際音楽祭NIPPONを企画制作し、同音楽祭の芸術監督を務めている。

デッカより14枚のCDをリリース。使用楽器は、日本音楽財団より貸与された1714年製作のストラディヴァリウス「ドルフィン」。

僕は、まだ彼女の実演を聴いていなので、今年は彼女の演奏を聴くのが一つの目標ですね。

直近では、3月に話題の指揮者ユロフスキとの共演があります。

また、6月には日本フィルとの共演があります。

タイミング的には、日本フィルがサントリーホールと勤め先の近くなのでチケットが取れれば行こうと思います。

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諏訪内晶子 チャイコフスキーとメンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲

このCDは、2000年の録音ということで、確かなテクニックと正攻法なアプローチで、好感が持てます。

個人的にはもっとぞくぞくするものが欲しいと思いますが、それはないものねだりでしょうか。

やはり実演を聴きたい一人です。

フェリックス・メンデルスゾーン – Felix Mendelssohn (1809-1847)
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op. 64
Violin Concerto in E Minor, Op. 64, MWV O14

1.(13:06) I. Allegro molto appassionato
2.(08:26) II. Andante
3.(06:26) III. Allegro molto vivace
total(27:58)

諏訪内晶子 – Akiko Suwanai (ヴァイオリン)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 – Czech Philharmonic Orchestra
ウラディーミル・アシュケナージ – Vladimir Ashkenazy (指揮)

———————–

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー – Pyotr Il’yich Tchaikovsky (1840-1893)
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 35
Violin Concerto in D Major, Op. 35

4.(18:44) I. Allegro moderato
5.(06:31) II. Canzonetta: Andante
6.(10:07) III. Finale: Allegro vivacissimo
total(35:22)

諏訪内晶子 – Akiko Suwanai (ヴァイオリン)
ウラディーミル・アシュケナージ – Vladimir Ashkenazy (指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 – Czech Philharmonic Orchestra

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 Op. 64/チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 Op. 35 (諏訪内晶子/チェコ・フィル/アシュケナージ)

冒頭からソロ・ヴァイオリンが甘美に歌う、哀愁を帯びた抒情的な名旋律があまりにも有名な、ロマン派協奏曲の傑作として知られるメンデルスゾーン。

自ら”抒情的楽想”と呼んだロマンティックなメロディによる、ロシア的な情感と熱気が美しく融合した、悲哀感に満ちたチャイコフスキー。

この2曲の名作を、わが国が誇るヴァイオリン界の美しき女神、諏訪内晶子がアシュケナージの共演を得て奏でた究極のヴァイオリン協奏曲集。

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最後に

日本にはそれこそテクニック的に上手い人はたくさんいます。

そして国際的に活躍している人もたくさんいます。

そんな環境にいながら、古い巨匠のCDばかり聴いていてはあきません。

もちろんそれも素敵なことですが、現代のしかも自国の頑張っている音楽をしっかり聴いていきたいですね。

いままでの自分への戒めも含めて。



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