こんにちは、
ともやんです。
NHK交響楽団の新たな首席指揮者に、欧米を中心に活躍を続けニューヨークのメトロポリタン歌劇場の首席指揮者などを務めたファビオ・ルイージ氏が、来年9月から3年契約で就任することになりました。
ファビオ・ルイージ氏はイタリア出身の62歳。
ドイツのドレスデン国立歌劇場の音楽総監督やニューヨークのメトロポリタン歌劇場の首席指揮者を務めるなど、欧米の主要なオペラハウスで活躍してきたほか、アメリカのフィラデルフィア管弦楽団など世界の名だたるオーケストラに客演し、古典から現代まで幅広いレパートリーを持っています。
NHK交響楽団とは平成13年以来これまで7回、共演を重ねてきました。
NHK交響楽団の「首席指揮者」は平成27年に設けられ、ルイージ氏は現在のパーヴォ・ヤルヴィ氏に次ぐ2人目の首席指揮者となります。
以上、NHKのウェブニュースからです。
実演を聴くことが出来るのが楽しみです。
ルイージ ブルックナー交響曲第4番”ロマンティック”
アントン・ブルックナー – Anton Bruckner (1824-1896)
交響曲第4番 変ホ長調 「ロマンティック」 WAB 104 (1886年稿・ノヴァーク版)
Symphony No. 4 in E-Flat Major, WAB 104, “Romantic” (1886 version, ed. L. Nowak)
1.(23:02) I. Bewegt, nicht zu schnell
2.(17:04) II. Andante quasi allegretto
3.(11:34) III. Scherzo: Bewegt
4.(26:02) IV. Finale: Bewegt, doch nicht zu schnell
total(77:42)
フィルハーモニア・チューリッヒ – Philharmonia Zurich
ファビオ・ルイージ – Fabio Luisi (指揮)
録音: June 2018, Evangelische Kirchgemeinde Altstatten, Switzerland
ルイージ率いるフィルハーモニア・チューリッヒによる
ブルックナー『ロマンティック』
ブルックナー 交響曲第4番「ロマンティック」 ファビオ・ルイージ 、 フィルハーモニア・チューリッヒ
ファビオ・ルイージ率いるフィルハーモニア・チューリッヒによるブルックナー交響曲第4番。
「ロマンティック」という副題や、長大すぎない演奏時間であることから、ブルックナーの9曲の交響曲の中で最も人気の高い作品です。
第1稿が完成したのは1874年ですが、それから改訂が何度も行われ、1881年ハンス・リヒター指揮のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によって初演され成功を収めました。
その後もさらに改訂作業は行われたため、多くの版が存在しています。
ルイージ&フィルハーモニア・チューリッヒは、現在もっともよく演奏されている、第2稿、1878/80年稿ノヴァーク版を使用しています。前述の第1稿を1878年に改訂(第2稿)したあと、1880年に終楽章のみ改訂(第3稿)されたものとなります。
ルイージの演奏は、見通しの良いクリアな響き、各パートの細かなコントロール、特に終楽章は整然と音楽が積み上げられ、緊密な構成力と畳み掛けるような迫力で聴き手を飽きさせない演奏です。
キングインターナショナル
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