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ネルソンス ドヴォルザーク交響曲 新世界より

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こんにちは、
ともやんです。

初めてアンドリス・ネルソンスの演奏録音を聴いたのは、多分7~8年ほど前のことだったと思う、グリモーの独奏によるブラームスのピアノ協奏曲やボストン響を振ったブラームスの交響曲ででした。

これは凄い人が出てきたなったこれから楽しみだなって正直思ったものです。

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ネルソンス ベートーヴェン交響曲全集にがっかり

ところがベートーヴェンの生誕250年を記念した録音、リリースされた交響曲全集には、なんか肩透かしをくらったような印象となった。

オケがウィーン・フィルということで期待が大きすぎたのか。
全曲を聴いたわけではないが、何曲か聴いて、凡庸な演奏にガッカリしたものです。
誉めている記述もあるが、全体的にはあまり良い評判は聴こえてきません。

「モーストリー・クラシック」2024年1月号(12/20発売)のCD紹介コーナーで、今月の一押しとして、ネルソンス&ゲヴァントハウス管によるブルックナー交響曲全集が、取り上げられていました。

当全集は、ネルソンスが、2018年にカペルマイスターに就任した時から、2024年のブルックナー生誕200年完成を目指して取り組んできたものだそうです。

僕は第1番のさわりしか聴いていなので、コメントのしようはありませんが、そっか来年はブルックナーの生誕200年なのか、聴きまくらないといけないな、と思った次第です。

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ネルソンスのドヴォルザーク 新世界より

さて、ネルソンス。
僕はまだこの人の良さが分からないでいるのです。
30代に録音したブラームスには、それなりに大器の片鱗を見たように思います。
しかし、その後重要なポストに付くに従い、???になってしまったのです。

そこでネルソンスの録音をより聴いていくしかないな、と思い今回聴いたのが、2010年バイエルン放送響との録音。

当時ネルソンス32歳。
最近の写真では、頭髪も後退しているが、ジャケットの写真も凛々しい。
活気があり、躍動感と第2楽章の歌わせ方の上手さ。
果たしてブルックナーは、この延長線上にあるのか?
それとも別のアプローチなのか?
どっちにしろ、深みと味わいが増していること願って2024年もネルソンスを聴いて行こうと思っています。

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ネルソンス ドヴォルザーク交響曲 新世界より

アントニン・ドヴォルザーク – Antonin Dvorak (1841-1904)
交響曲第9番 ホ短調「新世界より」 Op. 95, B. 178
Symphony No. 9 in E Minor, Op. 95, B. 178, “From the New World”

1.(12:03) I. Adagio – Allegro molto
2.(12:41) II. Largo
3.(07:17) III. Molto vivace
4.(11:42) IV. Allegro con fuoco
total(43:43)

バイエルン放送交響楽団 – Bavarian Radio Symphony Orchestra
アンドリス・ネルソンス – Andris Nelsons (指揮)
録音: 1-3 December 2010, Herkulessaal, Munich

ドヴォルザーク: 交響曲第9番《新世界より》、交響詩《英雄の歌》 アンドリス・ネルソンス バイエルン放送交響楽団

現在、若手指揮者の中でも最も有望株として注目されている指揮者アンドリス・ネルソンスのドヴォルザーク(1841-1904)です。

彼は1978年にラトビア、リガの音楽家両親の元に生まれ、ピアノ、トランペット、声楽を学びました。まずはラトビア国立歌劇場管弦楽団の首席トランペット奏者に就任、同時に数多くの指揮者たちから指揮を学んでいます。

なかでもマリス・ヤンソンスからは10年近くも指揮法を学んでいて、彼の音楽性にも強い影響を与えていることは間違いありません。

2003年から2007年、ラトビア国立歌劇場の首席指揮者へ就任したのを皮切りに、30代半ばにして、世界の主要オーケストラのほぼ全てを指揮しており、各地のオーケストラの「次の首席指揮者」として検討されている人材です。

これは彼の初のドヴォルザーク録音であり、このライヴはドイツ国内でも大絶賛されました。演奏は、本当にツボを心得たもので、例えば「新世界より」の第2楽章での歌わせ方や、終楽章での昂揚感など「この曲をこういう感じで聴きたい」と思っている人にぴったりの解釈なのではないでしょうか?同時収録の「英雄の歌」は1897年に書かれたドヴォルザーク最後の交響詩で、他の4曲とは違い、明確なストーリーはなく、一人の英雄が苦難を乗り越えて栄光をつかむというR.シュトラウスの作品とも似た佇まいを持っています。

1898年12月4日、ウィーンにてグスタフ・マーラーの指揮により初演されていますが、今ではほとんど演奏される機会のない珍しい曲です。



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