メルマガ登録

ジャクリーヌ・デュ・プレ ハイドン ポッケリーニ チェロ協奏曲

[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、
ともやんです。

10月19日は、不世出なチェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレの命日です。
1987年10月19日に42歳で永眠しました。

16才でデビューし、僅か12年ほどの活動だけで多発性硬化症という難病により引退を余儀なくされ、円熟期を迎えることなく逝ってしまいました。

その無念さは凡人の僕には、想像すらできないし、その厳しすぎる運命を呪ったことと思います。

スポンサーリンク

ジャクリーヌ・デュ・プレを偲んで

ジャクリーヌ・デュ・プレの命日ということで、彼女を偲んでハイドンとポッケリーニのチェロ協奏曲を聴きました。

ハイドンのチェロ協奏曲 ハ長調は、1765年頃の作品と言われていました、なぜならハイドンの自筆による作品目録にあったからです。

しかし、その草稿は、行方不明となっており、約200年後の1961年にプラハの国立博物館のラデニン文庫から発見されました。翌年1962年5月19日、プラハ五月音楽祭に初演されました。

ハイドンのチェロ協奏曲は第2番ニ長調がそうでしたが、技巧的に高度で当初ハイドンの作として疑わしいという主張もあったそうですが、自筆譜が発見されその疑いは晴らされ、加えてハイドンの実力の高さが証明されたと言うことです。

ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805)は、イタリアのルッカ出身の作曲家。変ロ長調のチェロ協奏曲は、彼の5曲あるチェロ協奏曲の中ではもっと有名な作品です。

デュ・プレの演奏は、伸びやかに朗々として後の悲劇を全く感じさせないのですが、その後を知っている者としては、逆にいたたまれなくなります。

それだから、デュ・プレの円熟期を聴きたかったという敵わぬ願いを持ってしまうんですね。

スポンサーリンク

ジャクリーヌ・デュ・プレ ハイドン ポッケリーニ チェロ協奏曲

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン – Franz Joseph Haydn (1732-1809)
チェロ協奏曲第1番 ハ長調 Hob.VIIb:1
Cello Concerto No. 1 in C Major, Hob.VIIb:1

1.(09:34) I. Moderato
2.(09:44) II. Adagio
3.(06:53) III. Finale: Allegro molto
total(26:11)

———————

ルイジ・ボッケリーニ – Luigi Boccherini (1743-1805)
チェロ協奏曲 変ロ長調 G. 482 (F. グルツマッヒャーによるチェロと管弦楽編)
Cello Concerto in B-Flat Major, G. 482 (arr. F. Grutzmacher for cello and orchestra)
編曲 : フリードリヒ・グルツマッヒャー – Friedrich Grutzmacher

4.(09:29) I. Allegro moderato
5.(06:56) II. Adagio (non troppo)
6.(06:23) III. Rondo: Allegro
total(22:48)

ジャクリーヌ・デュ・プレ – Jacqueline Du Pre (チェロ)
イギリス室内管弦楽団 – English Chamber Orchestra
ダニエル・バレンボイム – Daniel Barenboim (指揮)
録音:1967年8月

ハイドン チェロ協奏曲 第1番 ボッケリーニ チェロ協奏曲 ジャクリーヌ・デュ・プレ

アビイ・ロード・スタジオによる最新リマスター音源がSACDで蘇る。20世紀の生んだ最高の女流チェリスト、デュ・プレの貴重な遺産。

ハイドンのチェロ協奏曲第1番では、デュ・プレはスケール大きく伸びやかな歌い回しと豊かな表情付けで、この曲の清涼な魅力を明らかにしている。

また、ボッケリーニのチェロ協奏曲はデュ・プレによる決定的な名演として知られ、ほとばしる生命感に圧倒される。



スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました