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ペルゴレージ スターバト・マーテル 2021

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こんにちは、
ともやんです。

ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージは、18世紀のイタリアの作曲家。
1710年1月4日生まれで、1736年3月16日にナポリの近くで26歳という若さで亡くなりました。

僅か26年の生涯でしたが、2幕の喜歌劇「奥様女中」で現在でもその名を残しています。この作品に関しては現在でもしっかりCDとして発売されています。

あと僕がペルゴレージの名を知ったのが、「スターバト・マーテル」です。
こちらは約30分少々の曲ですし、親しみやすい旋律と清澄な響きが素晴らしい曲なのでペルゴレージを聴いてみたいという方におすすめです。

なお、僕の持っている資料では、20世紀のペルゴレージ復活には、ストラヴィンスキーが大きく貢献していて、彼の「プルチネラ」には、ペルゴレージの作品から多くの主題を引用しているそうです。

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ペルゴレージ「スターバト・マーテル」とハイドンの教会音楽風交響曲の相性

今回ご紹介するCDに関して、ナクソスの商品紹介が素晴らしいのでそのまま引用いたします。

フランスのシーン最前線で最もダイナミックな活躍をみせている古楽器オーケストラの一つで、とりわけ古典派以降の作品解釈で評価が高いル・コンセール・ド・ラ・ロージュ。

ここで聴かせるのは競合多きペルゴレージの傑作『スターバト・マーテル』……と思いきや、演奏陣にはこちらも近年ますます存在感を強めつつあるフランス少年少女合唱団の名が。

ごく一般的な独唱二人版と音楽そのものは同じでありながら、ここでは1769年にパリで楽譜出版された合唱入りヴァージョンを使用。随所で合唱が響きに膨らみを持たせ絶妙なアクセントとなっており、それは冒頭から素晴らしい効果をあげています。

ナポリの作曲家ペルゴレージが1736年に早世した後も、彼の『スターバト・マーテル』は畢生の傑作として愛され、特にイタリア音楽の愛好者が増えつつあったパリでは定期演奏会コンセール・スピリチュエルの定番曲として、折々に編成を変えながら再演され続けました。

指揮者ショーヴァンは今回グヮダニーニ1780年製オリジナルのヴァイオリンを携えコンサートマスターとして楽隊を率い、20名程度の合奏を40名規模の合唱と効果的に対話させながら、俊才デヴォスとシャルヴェの美声とともにメリハリある音楽作りを聴かせます。

さらに興味深いことに、アルバム後半には当の楽譜がパリで出版される前年、ハイドンが古来の教会音楽作法を駆使して作曲した、交響曲第49番「受難」を併録(作品の性質をふまえ通奏低音楽器としてオルガンを導入)。

演奏の精妙さとあいまって両作は驚くほど自然に繋がり、これらの作品が人気を誇った18世紀後半のパリの気配が鮮やかに甦るかのよう。ヴェルサイユ・バロック音楽センターのジュリアン・デュブリュクとショーヴァンによる、当時の演奏実践をふまえた解説も興味深い内容となっています。
ナクソス・ジャパン

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ペルゴレージ スターバト・マーテル ハイドン 交響曲第49番「受難」

ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ – Giovanni Battista Pergolesi (1710-1736)

スターバト・マーテル
1-13.(35:14) Stabat mater

作詞 : インノケンティウス3世 – Pope Innocent III,
作詞 : ヤコポーネ・ダ・トーデ – Jacopone da Todi

ジョディー・デヴォス – Jodie Devos (ソプラノ)
アデル・シャルヴェ – Adele Charvet (メゾ・ソプラノ)
フランス放送聖歌隊 – Maitrise de Radio France
ル・コンセール・ドゥ・ラ・ロージュ – Concert de la Loge, Le
ジュリアン・ショーヴァン – Julien Chauvin (指揮)
録音: April 2021, Auditorium of Maison de la Radio et de la Musique, Paris, France

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フランツ・ヨーゼフ・ハイドン – Franz Joseph Haydn (1732-1809)
交響曲第49番 ヘ短調 「受難」 Hob.I:49
Symphony No. 49 in F Minor, Hob.I:49, “La passione”, “Il quakuo di bel’humore”

14.(07:20) I. Adagio
15.(04:06) II. Allegro di molto
16.(03:41) III. Minuet and Trio
17.(02:52) IV. Finale: Presto
total(17:59)

ル・コンセール・ドゥ・ラ・ロージュ – Concert de la Loge, Le
ジュリアン・ショーヴァン – Julien Chauvin (指揮)
録音: April 2021, Theatre de Caen, Caen, France

ペルゴレージ: スターバト・マーテル ジュリアン・ショーヴァン ル・コンセール・ド・ラ・ローグ

ペルゴレージは短い生涯に多くのオペラ作品から器楽作品でも30曲のトリオ・ソナタをはじめ協奏曲や組曲などを作曲しました。

その音楽の特長は、流麗に流れる美しい旋律が生命線となっていて、表現も自然で、テンポの速い音楽でも歌謡性も持ち合わせていました。
その流れは、モーツァルトにも繋がっているとも言われます。
そして20世紀には、ストラヴィンスキーが復活に尽力しました。



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