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ファビオ・ビオンディ テレマン 無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア

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こんにちは、
ともやんです。

今日3月15日は、イタリアのシチリア島のパレルモ生まれのヴァイオリニスト、指揮者のファビオ・ビオンディの誕生日です。
1961年3月15日生まれなのでヴィヴァルディの四季で鮮烈な演奏で注目された鬼才ヴァイオリニストも61歳になりました。

初めサルヴァトーレ・チチェロに、後にローマでマウロ・ロ・グェルチョにヴァイオリンを学び、12歳でイタリア放送交響楽団と共演、16歳でリサイタルを開くなど若くして才能を発揮しました。

1989年、エウローパ・ガランテを結成し、幅広いレパートリーを披露しました。
エウローパ・ガランテは、イタリアの古楽器グループで手練れ集団でもあります。

イタリアの作曲家ヴィヴァルディは、ヴァイオリン協奏曲「四季」が有名ですが、逆に「四季」だけ?って印象もあります。

そんな印象を払拭しようと考えたかどうかはわかりませんが、ヴィヴァルディのスペシャリストとして、ヴィヴァルディの作品を幅広く録音しています。

また、ヴィヴァルディ以外でも当時の無名の作曲家の作品も取り上げ、復活させています。

と書いておきながら今日は、ビオンディが、ドイツの作曲家テレマンの演奏を取り上げました。

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テレマン 無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア

ドイツの作曲家ゲオルク・フィリップ・テレマンは、1681年3月14日生まれですから昨日が誕生日でした。
同じドイツの作曲家J・S・バッハやヘンデルとは4歳年上ですが、二人よりも長命で1767年6月25日にハンブルクで死去。86歳という生涯は当時としてはかなり長い生涯を送りました。

そのためか作品は、各方面に渡って多く残されていて600の組曲、170の協奏曲、600の序曲、44の受難曲、40のオペラ、その他カンタータ、室内楽、器楽曲と膨大が量の作品を残したと言われています。

の無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジアは、『ターフェルムジーク』の少し後、1735年に書かれた作品。テレマンの50代の時の作品。

資料によると、当時の音楽環境は、豊かな市民社会に支えられていて、テレマン自身も自由な音楽を志向するようになっていたそうです。

しかもテレマンは、フルート、ヴァイオリン、ガンバ、チェンバロとそれぞれの楽器に精通していたんで、それらの楽器を使って誰もが理解しやすい親しみやすい作品として残したのが「ファンタジア集」だそうです。

聴くと分かりますが、ゆったりした気持ちになりこの曲、演奏を聴きながら日がな読書に耽ようかという気分になります。

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テレマン 無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア ビオンディ

ゲオルク・フィリップ・テレマン – Georg Philipp Telemann (1681-1767)
12のファンタジア – 第1番 変ロ長調 TWV 40:14
12 Fantaisies: No. 1 in B-Flat Major, TWV 40:14

1.(01:49) I. Largo
2.(01:52) II. Allegro
3.(00:54) III. Grave
4.(01:58) IV. Si replica l’Allegro
total(06:33)

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12のファンタジア – 第2番 ト長調 TWV 40:15
12 Fantaisies: No. 2 in G Major, TWV 40:15

5.(01:12) I. Largo
6.(01:55) II. Allegro
7.(00:47) III. Allegro
total(03:54)

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12のファンタジア – 第3番 ヘ短調 TWV 40:16
12 Fantaisies: No. 3 in F Minor, TWV 40:16

8.(01:30) I. Adagio
9.(01:56) II. Presto – Grave
10.(00:58) III. Vivace
total(04:24)

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12のファンタジア – 第4番 ニ長調 TWV 40:17
12 Fantaisies: No. 4 in D Major, TWV 40:17

11.(01:46) I. Vivace
12.(00:36) II. Grave
13.(02:11) III. Allegro
total(04:33)

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12のファンタジア – 第5番 イ長調 TWV 40:18
12 Fantaisies: No. 5 in A Major, TWV 40:18

14.(01:08) I. Allegro – Presto
15.(01:10) II. Allegro – Presto
16.(00:29) III. Andante
17.(02:07) IV. Allegro
total(04:54)

——————–

12のファンタジア – 第6番 ホ短調 TWV 40:19
12 Fantaisies: No. 6 in E Minor, TWV 40:19

18.(01:48) I. Grave
19.(01:33) II. Presto
20.(01:30) III. Siciliana
21.(02:27) IV. Allegro
total(07:18)

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12のファンタジア – 第7番 ニ長調 TWV 40:8
12 Fantaisies: No. 7 in E-Flat Major, TWV 40:20

22.(01:29) I. Dolce
23.(02:47) II. Allegro
24.(01:36) III. Largo
25.(00:50) IV. Presto
total(06:42)

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12のファンタジア – 第8番 ホ長調 TWV 40:21
12 Fantaisies: No. 8 in E Major, TWV 40:21

26.(01:25) I. Piacevolmente
27.(02:31) II. Spirituoso
28.(01:11) III. Allegro
total(05:07)

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12のファンタジア – 第9番 ロ短調 TWV 40:22
12 Fantaisies: No. 9 in B Minor, TWV 40:22

29.(01:31) I. Siciliana
30.(02:17) II. Vivace
31.(01:30) III. Allegro
total(05:18)

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12のファンタジア – 第10番 ニ長調 TWV 40:23
12 Fantaisies: No. 10 in D Major, TWV 40:23

32.(01:35) I. Presto
33.(01:33) II. Largo
34.(00:51) III. Allegro
total(03:59)

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12のファンタジア – 第11番 ヘ長調 TWV 40:24
12 Fantaisies: No. 11 in F Major, TWV 40:24

35.(01:41) I. Un poco vivace
36.(00:54) II. Soave
37.(01:42) II. Un poco vivace
38.(00:46) III. Allegro
total(05:03)

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12のファンタジア – 第12番 イ短調 TWV 40:25
12 Fantaisies: No. 12 in A Minor, TWV 40:25

39.(01:59) I. Moderato
40.(01:18) II. Vivace
41.(01:05) III. Presto
total(04:22)

ファビオ・ビオンディ – Fabio Biondi (ヴァイオリン)
録音: 18-20 June 2015, Nigoline di Corte Franca (Chiesa de Sant’Eufemia), Italy

テレマン: 無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア ファビオ・ビオンディ

話題必至!鬼才ビオンディ初の無伴奏録音!

イタリアが生んだ古楽界、バロック・ヴァイオリンの巨匠にして鬼才ファビオ・ビオンディ。自身が率いるピリオド・アンサンブル、エウローパ・ガランテとのコンビで、ヴィヴァルディを筆頭とする数々の名演を世に送り出してきたビオンディにとって、初となる無伴奏、テレマンの「12のファンタジア」がグロッサ(Glossa)から堂々の登場!

オールド・イタリアン・ヴァイオリンの名工一族、ガリアーノ・ファミリーのフェルディナンド・ガリアーノが1767年にナポリで製作した銘器を弾くビオンディ。

円熟の鬼才ビオンディが奏でる1本のヴァイオリンからあふれるポリフォニー、色彩感、旋律美、リズム、そして即興性が、ドイツの後期バロック時代における器楽音楽の頂上を鮮明に見せてくれる。ビオンディが満を持して取り組んだ無伴奏。話題必至!
東京エムプラス



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