メルマガ登録

ジョージ・セル ヤナーチェク「シンフォニエッタ」

[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、
ともやんです。

村上春樹の小説『IQ84』では、レオシュ・ヤナーチェクの『シンフォニエッタ』が、重要な役割を演じています。

レオシュ・ヤナーチェクは、1854年7月3日にチェコのモラヴィア地方に生まれ、1928年8月12日に当地で亡くなっています。

音楽は、最初のプラハのオルガン学校で学んだのち、ライプツィヒ音楽院、ウィーン音楽院で学んでいます。

1881年にブルーノ市に音楽院を創立し、同市のフィルハーモニー管弦楽団の指揮も行っていました。

「シンフォニエッタ」は、1926年に作曲し翌年出版。
「シンフォニエッタ」とは、小交響曲とも訳されますが、楽器編成は決して小さくありません。しかし、各楽章における編成は小さくしかも楽章によって異なった組み合わせが行われているのが特徴です。

スポンサーリンク

村上春樹とヤナーチェクのシンフォニエッタ

村上作品でクラシック音楽がなにかの前触れとして使われるとき、その“なにか”とは、主人公が異界といわれる場所に足を踏み入れたりするとき、ということが多いようです。

IQ84』では、ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」が、その役割を果たしていて
現実と異界、あるいは二人の主人公をつなげる橋の役割と言うことです。

ヤナーチェクの作品はあまり聴かないが、この「シンフォニエッタ」は、あのクレンペラーも録音しています。

聴いていて、何か東洋風な雰囲気を持っていて、いかにも異界に通じる音楽のように感じてしまいます。

僕自身は、この「シンフォニエッタ」を聴いていると、特に音楽が似ているわけではないのにゲームの「モンスターハンター」の世界観を感じてしまいます。

スポンサーリンク

ジョージ・セル ヤナーチェク「シンフォニエッタ」

レオシュ・ヤナーチェク – Leos Janacek (1854-1928)
シンフォニエッタ JW VI/18
Sinfonietta, JW VI/18

1.(02:33) I. Allegretto
2.(06:02) II. Andante
3.(05:28) III. Moderato
4.(02:54) IV. Allegretto
5.(06:56) V. Andante con moto
total(23:53)

クリーヴランド管弦楽団 – Cleveland Orchestra
ジョージ・セル – George Szell (指揮)
1965年10月15日 セヴェランスホール、クリーヴランド

バルトーク:管弦楽のための協奏曲 ヤナーチェク:シンフォニエッタ ジョージ・セル

セルがオーケストラの全性能を存分に引き出した名演。

豊かな音楽性を実現するためのアンサンブル能力の徹底的な向上──。セルとクリーヴランド管弦楽団が目指した高邁な哲学が最高度に発揮されるバルトークの「管弦楽のための協奏曲」。今なお色あせない独特の色彩感が魅力的な録音です。また、2009年に社会的大ベストセラーとなった小説でもこの演奏が取り上げられ、人気が急上昇したヤナーチェクの「シンフォニエッタ」も、きわめて説得力の高い迫真の演奏が展開されています。セルが祖国ハンガリーはじめ東欧の作曲家の作品にも深い共感をもって取り組んでいたことが分かります。
ソニー・ミュージック



スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました