こんにちは、
ともやんです。
今日は、イタリア出身の名指揮者クラウディオ・アバドの89回目の誕生日。
ただ、ご本人は、2014年に80歳で逝去されています。
同い年の僕の父は元気ですが。
数年前から人生100年時代、なんて言われるようになりましたが、誰でも100年生きるわけではなく、それは望んでもできないし、特に望まないのに生きてしまうこともあると思います。
つまるところ、日々大切に生きることが一番かなと個人的には思います。
アバドとウィーンフィルの思い出
1973年3月24日(土)ウィーンフィルが僕の故郷富山にやっていました。
当時まだ中3だった僕は、どうやってチケット代を工面したか憶えていませんが、コンサートに行ってきました。
1週間後には高校生になる時で、中学生として最後の思い出となりました。
その時の指揮者は、当時まだ39歳だったクラウディオ・アバド氏だったのです。
プログラムは、僕の記憶ではシューベルトの「未完成」とベートーヴェンの「田園」。
ところがネット上の資料では、いくつかチェックしたのですが、全て「田園」ではなく「英雄」になっています。
一番信頼できそうな、ウィーンフィルの1842年の創立以来の公演アーカイヴのサイトでは、作曲者名しか表記されていません。
いくらまだ15歳の中3と言えども、田園と英雄を聞き間違えるはずはありません。
それとも単純なカン違いなのでしょうか?
この問題は、死ぬまでにはなんとか解決してスッキリしたいと思っています。
クラウディオ・アバド ロッシーニ序曲集
アバド ロッシーニ 序曲集
ジョアキーノ・ロッシーニ – Gioachino Rossini (1792-1868)
歌劇「セビリアの理髪師」 – 序曲※
1.(07:15) Il barbiere di Siviglia (The Barber of Seville): Overture
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歌劇「セミラーミデ」 – 序曲
2.(11:56) Semiramide, Act I: Overture
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歌劇「アルジェのイタリア女」 – 第1幕 序曲※
3.(07:48) L’Italiana in Algeri (The Italian Girl in Algiers), Act I: Overture
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歌劇「ウィリアム・テル」 – 第1幕 序曲
4.(11:01) Guillaume Tell (William Tell), Act I: Overture
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歌劇「チェネレントラ(シンデレラ)」
5.(08:10) La Cenerentola (Cinderella), Act I: Overture
録音: December 1989, Jesus Christ Church, Berlin, Germany
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歌劇「絹のはしご」 – 序曲※
6.(05:57) La scala di seta (The Silken Ladder): Overture
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歌劇「泥棒かささぎ」 – 序曲
7.(08:58) La gazza ladra (The Thieving Magpie): Overture
ヨーロッパ室内管弦楽団 – Chamber Orchestra of Europe
クラウディオ・アバド – Claudio Abbado (指揮)
録音: December 1989, Jesus Christ Church, Berlin, Germany
録音: April 1989, Teatro Comunale, Ferrara, Italy※
村上春樹著『古くて素敵なクラシック・レコードたち』の中で、ロッシーニ歌劇「泥棒かささぎ」序曲が取り上げられています。
そして村上氏が選んだレコードの中に、アバド指揮ロンドン響もありました。
村上氏のコメントは、
「やはりイタリア人で、オペラの指揮を得意とするアバド。この人の演奏するロッシーニにも、ガルデッリほど顕著ではないにせよ、歌劇場を思わせる確かな響きがある。」
ロンドン響がヨーロッパ室内管に変っても同じです。
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