こんにちは、
ともやんです。
ネヴィル・マリナーは、イギリス出身の名指揮者でロンドン交響楽団のヴァイオリン奏者を務めた後、ピエール・モントゥーに師事し指揮活動を始めた人です。
1959年には、自らアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(日本ではアカデミー室内管弦楽団)を結成し、当時のバロックブームにも乗って人気を博しました。
1924年4月15日生まれなので、今年が98歳の誕生日。
但し残念ながら2016年10月2日に92歳に亡くなりました。
ネヴィル・マリナー 名盤 ハイドンがおすすめ
マリナーの特徴は膨大なレパートリーとどの演奏も水準以上で常に格調高く、エレガントでチャーミングな魅力に溢れています。
そのレパートリーの広さは音楽界唯一で、資料で録音した作曲家の人数を数えるとなんと150名を超えていました。
古くは16世紀イタリア・ルネッサンスの作曲家カッチーニから1938年生まれのハワード・ブレイクまでというレパートリーの広さです。
だからあまり著名でない作曲家のCDを買う時はマリナーを選ぶというのは一つの賢い選択だと思います。
ただ個人的には、バロックから古典派の作曲家、作品に本領を発揮しているように感じ、本日紹介するハイドンの交響曲集も憎いくらいエレガントに魅力に溢れています。
今朝は、ハイドンの交響曲集から99番、100番”軍隊”、102番を聴きました。
99番と102番は、”軍隊”のような愛称がないので人気がいまいちですが、僕の大好きな作品です。
マリナーの演奏で聴くと、今日も穏やかに過ごせるなって気持ちになりました。
ぜひ、マリナーの演奏でハイドン、モーツァルトを聴いてみてください。
生きるって大変ですが、9割は笑い飛ばして1割のやりたいことに集中すりゃいんじゃない、って気持ちになります。
ネヴィル マリナー 名盤 ハイドン交響曲第99番&第100番
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン – Franz Joseph Haydn (1732-1809)
交響曲第99番 変ホ長調 Hob.I:99
Symphony No. 99 in E-Flat Major, Hob.I:99
1.(08:39) I. Adagio – Vivace assai
2.(07:52) II. Adagio
3.(04:36) III. Menuet: Allegretto
4.(04:23) IV. Finale: Vivace
total(25:30)
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フランツ・ヨーゼフ・ハイドン – Franz Joseph Haydn (1732-1809)
交響曲第100番 ト長調 「軍隊」 Hob.I:100
Symphony No. 100 in G Major, Hob.I:100, “Military”
5.(07:45) I. Adagio – Allegro
6.(06:07) II. Allegretto
7.(05:00) III. Menuet: Moderato
8.(05:30) IV. Finale: Presto
total(24:22)
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交響曲第102番 変ロ長調 Hob.I:102
Symphony No. 102 in B-Flat Major, Hob.I:102
11.(08:30) I. Largo – Vivace
12.(05:27) II. Adagio
13.(05:06) III. Menuet – Trio: Allegro
14.(04:53) IV. Finale: Presto
total(23:56)
アカデミー室内管弦楽団 – Academy of St. Martin in the Fields Orchestra
ネヴィル・マリナー – Neville Marriner (指揮)
ハイドン: 交響曲集<限定盤> ネヴィル・マリナー アカデミー室内管弦楽団
1970年から90年の間にサー・ネヴィル・マリナーとアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズによって録音されたハイドンの33曲の交響曲。
そのすべてがまとめられCD15枚組のBOXセットで発売されます。
LPオリジナル・ジャケットの華やかなイラストがそのまま使用されています。
洗練された優雅な演奏が、「特別な鮮やかさと存在感を持つ」(『グラモフォン』誌)録音の質の高さとともに幅広く批評家たちに称賛されました。
ユニバーサル・ミュージック
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