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江崎浩司を偲ぶ 甦るソナタ J.S.バッハ

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こんにちは、
ともやんです。

2022年度 第60回「レコード・アカデミー賞」受賞作もしくは受賞した音楽家の録音をここ1週間ほど聴いています。

受賞したディスクは今年発売されたものが対象で、演奏者は当然現役の音楽家です。

今回、音楽史部門の序章作品が、リコーダー奏者江崎浩司による『エイク/《笛の楽園》第7集』。今年7月にリリースされたアルバムです。

僕は、このアルバムは聴くことが出来ず、別のアルバムを聴きました。

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江崎浩司 甦るソナタ J.S.バッハ

僕が聴いたアルバムは『甦るソナタ J.S.バッハ』

リコーダーの軽やかでかつ生命力あふれる躍動的な音色とリズムに心躍り猛烈に惹きつけられるアルバムです。まさに280年から300年の時を超えてバッハの音楽が現代に甦ったという感じです。

そして演奏者の江崎浩司さん。
1971年札幌生まれというからまだ50歳になったばかり、まさに円熟期だなと思った瞬間、それに続く文章を読んで絶句しました。

江崎は、もうこの世にいないのです。昨年2021年12月15日に脳幹出血で急逝されていました。

なんと、江崎浩司オフィシャルサイトの江崎さんの写真から受ける活力あふれる印象からは考えられないことですが、もう亡くなられたのです。享年51歳でしかも精力的に活動されていた矢先ですから、言葉になりません。

受賞作と今年夏に発売された遺作も現在聴くことが出来ませんが、いずれディスクを入手して聴きます。

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江崎浩司 タワーレコード・オンラインショップ

いまは、タワーレコード・オンラインショップで購入できるアルバムをずっと聴き続けて江崎さんを偲んでいます。

以下、江崎浩司さんのタワーレコード・オンラインショップで購入できるアルバムは、こちらでチェックできます。

江崎浩司 ディスコグラフィ

甦るソナタ J.S.バッハ 江崎浩司

『甦るソナタ J.S.バッハ』

現在に残されているJ.S.バッハ(1685-1750)の数少ない室内楽曲の中から、のちにバッハ本人の手によってヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ第1番に改作された、2本のフルートと通奏低音のためのトリオソナタを収録。

さらに江崎によってヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ第2番・第3番をトリオソナタ形式に、またフルート・ソナタを、散逸部分を補完しリコーダー・ソナタに編曲。類まれなる才能によりバッハのソナタが現代に蘇る。

ヘンデル:オーボエソナタ 江崎浩司

『ヘンデル オーボエソナタ』

リコーダーのみならず、バロックオーボエ奏者としても活躍中の江崎浩司。本作ではバロックオーボエとヴォイスフルートを吹分け、ヘンデルの世界観を鮮やかに描き切っています。

また、表彰式に使われることで有名な「見よ、勇者は帰る」を自ら編曲し収録。多彩な才能を示すと共に、まさに江崎にしかできないヘンデル作品集となりました。

テレマン:12のメトーディッシェ・ゾナーテン vol.2 江崎浩司 福沢宏 伊藤一人

『テレマン:12のメトーディッシェ・ゾナーテン VOL. 2』

様々な地域、あらゆるジャンルで人気を誇ったテレマンは、当時のヨーロッパを席捲する人気作曲家でした。この曲集は装飾音の学習の為という名目で編纂されたものですが、テレマンは自らの芸術的、技術的エッセンスを当曲集に集約し、その結果聴き手や演奏者を飽きさせないバラエティーに富んだ曲想になっています。

江崎は本作でリコーダー各種とバロック・オーボエに加え、バロック・ファゴットまでも駆使! 共演者の好演と合わせ、江崎ならではの多彩な表現で、本曲集の魅力を余すところなく聴き手に届けてくれます。

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江崎浩司 ヤコブ・ファン・エイク 笛の楽園 Vol.7

ヤコブ・ファン・エイク:笛の楽園 Vol.7

江崎浩司の大いなる挑戦!

昨年12月に急逝した江崎浩司のライフワーク、笛の楽園全曲録音も終盤となる第7弾となりました。マルチプレーヤーとして知られる江崎浩司、今作でも11種類もの楽器を吹き分け、ともすると静的になるこの曲集に、鮮やかさを加えています。



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