こんにちは、
ともやんです。
ハインツ・ホリガー。
オーボエの名手であり、近年は指揮者、作曲家としてその才能を発揮しています。
1939年5月21日生まれ。スイスの出身。
今日が83歳の誕生日です。
オーボエのソリストとして1959年ジュネーブ国際音楽コンクールや1961年のミュンヘン国際音楽コンクールで首位を獲得し、国際的な名声を得るようになりました。
50年来のクラシック音楽ファンとしては、ホリガーと言えばオーボエ、オーボエと言えばホリガーというほどオーボエ奏者の第一人者ですが、近年は指揮者としてまた作曲家としてその才能を発揮しているのは驚きました。
ハインツ・ホリガー CD おすすめ
J・S・バッハ ブランデンブルク協奏曲 イ・ムジチ合奏団他
J.S.バッハ: ブランデンブルク協奏曲集(全曲) イ・ムジチ合奏団
ホリガーのCDとしては、1963年の若き日にイ・ムジチ合奏団と共演したJ・S・バッハのブランデンブルク協奏曲が楽しめます。
まだ古楽器スタイルが台頭する前の演奏なので、個人的にはホッとすると共に安心して聴かれる演奏です。
イ・ムジチのオーソドックスな演奏をベースに、まだ若かったモーリス・アンドレ(トランペット)、フランス・ブリュッヘン(リコーダー)、そしてホリガーがのびのびと演奏している風景が広がります。
シェーンベルク:浄められた夜 室内交響曲第2番 ウェーベルン:緩徐楽章
シェーンベルク、ウェーベルン作品集 ハインツ・ホリガー ローザンヌ室内管弦楽団
オーボエの名手、作曲家にして近現代音楽解釈の大家ハインツ・ホリガーが振る、近代音楽発展の立役者シェーンベルクとその門下ウェーベルンの作品。
シェーンベルクの室内交響曲は、冒頭から鋭い切れ味を感じさせる緊張感で、コーダへ向けて息もつかせぬ緻密さと構成で一気に聴かせます。続くウェーベルンの交響曲では主題となる音列の動きを明確に聴かせ、作品の構造を緊張を持続させながら明示。
シェーンベルクがピアノのために書いた「6つの小品」をホリガーが室内管弦楽へ編曲したものは、どれも非常に短い曲ですが、管楽器により強調される和声や効果的な打楽器の使用などがたいへん新鮮。
当初弦楽四重奏のために作曲されたウェーベルンの「5つの楽章」は、作曲後20年を経て編曲された弦楽合奏版を収録しています。
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