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ガブリエル・フェルツの名盤 マーラー交響曲第1番”巨人”を聴け!

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僕が住む横浜は、

お正月の三が日は

穏やかな晴天の日が続きました。

 

 

家から見える富士山もくっきりで、

第95回箱根駅伝も、天候に恵まれて、

 

東海大学が、総合で初優勝を飾り、

しかも新記録のおまけ付きでした。

 

明日から出勤ですが、
その前に、注目の指揮者の演奏を聴いたので
ご報告します。

 




鬼才ガブリエル・フェルツ 実力見極めにマーラーの巨人を聴け!

 

ガブリエル・フェルツは、1971年にベルリンで生まれ、
さまざまな指揮者コンクールを経ながらエリート街道を歩みました。

 

2001年には29歳の若さでアルテンベルク・ゲラ劇場の
音楽監督になったほどの人です。

 

しかも、その若さについて尋ねれられた時、

 

フェルツは、
「フルトヴェングラーは僕より2つ若いときにすでに音楽監督をやっていた。」
と答えたというから、相当の自信家か野心家なのだろうと思います。

 

それとも単なるビッグマウスでしょうか?

 

いやいやそれはないでしょう、ちゃんとポストに就いているのですから。

 

 

 

ガブリエル・フェルツのマーラー”巨人” これは名演です!

 

さてマーラーの”巨人”を聴いて、
この指揮者、なかなかやるな、という印象です。

 

第一楽章、主部に入っても割とゆっくり目のテンポで、
抑え気味に進行します。

 

なんか、退屈な演奏なのかなと思うか思わないかで、
盛り上げでは、テンポを速め、まるでフルトヴェングラー張り。

 

第二楽章がなかなか聴かせてくれます。
とても丁寧に音を積み上げていく感じで、
一音一音が際立っています。

 

終楽章は優美な部分は、非常に官能的に歌わせクライマックスでは、
ティンパニも上手く使って大いに盛り上げます。

 

今年48歳、日本風に言えば亥年ですから、もう若手ではない指揮者ですが、
これからどんな実力を発揮してくれるのか注目していきたいです。

 



ガブリエル・フェルツ マーラー 交響曲第1番”巨人”

 

グスタフ・マーラー – Gustav Mahler (1860-1911)
交響曲第1番 ニ長調 「巨人」
Symphony No. 1 in D Major, “Titan”

 

1.(16:00) I. Langsam, schleppend
2.(08:50) II. Kraftig bewegt, doch nicht zu schnell
3.(10:56) III. Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen
4.(19:36) IV. Sturmisch bewegt
total(55:22)

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シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団 – Stuttgart Philharmonic Orchestra
ガブリエル・フェルツ – Gabriel Feltz (指揮)
録音: 24 February 2012, Liederhalle Beethovensaal, Stuttgart

 

マーラー:交響曲第1番「巨人」(シュトゥットガルト・フィル/フェルツ)

 

これまで第7、6、5、3、4番の順でリリースされてきたフェルツのマーラーの交響曲。今回はついに「巨人」の登場です。もちろん、ここまでくれば全集を完成させる確固たる意思のあることは間違いないでしょうが、まず中期の純器楽交響曲を7、6、5番の順で遡行し、前期交響曲の大作3番を経て4番まで取り上げた上での「巨人」。そこには一体どんな意図、思惑があるのでしょう。この後おそらく「復活」をやった後、満を持して頂上に万年雪を戴いた後期交響曲群の峰々に挑むのでしょうか。それはさておき今回の「巨人」、ライナー・ノートにはこれまで通り、フェルツ自身による微に入り細に入るアナリーゼと演奏についての持論が展開されています(日本語訳つき)。ライヴながら場の空気や勢いに流されることなく、まるで室内楽のように大変丁寧で細部にまでフェルツの意思が行き届いており、特に第2楽章の中間部のレントラーや終楽章の第2主題の優美さ、官能性は絶品、そしてその対比として終楽章の圧倒的なクライマックスには大いに満足させられます。
東武ランドシステム

 

 



最後に

 

年末、コンサート「ベートーヴェンは凄い! 全交響曲連続演奏会」に

行くといつもプログラムと一緒にアンケートを渡されます。

 

僕は、次回の案内が欲しいので必ず書いて出すのですが、
その中に好きな作曲家を5位まで順位を付けてください、という項目があるんですが、

そこにいつもブルックナーの名前がないのが不思議です。

だって、マーラーもあるにのになんでブルックナーがないのか?

 

だから僕は、ブルックナーを自分で書き込んで追加します。

 

僕の順位は、ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームス、モーツァルト、チャイコフスキーかな。

まあ、4番目までは不動ですが、5番目にはバッハやハイドンまたはマーラーが入ることもあります。

というよりも、聴いているときはその作曲家が一番好きです。

 



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