こんにちは、
ともやんです。
音楽の聴き方に変わるかも。
いや世界的な流れ、特にアメリカでは、ストリーミング配信が主流だそうです。
日本では、J-POPやロックなどは、ダウンロードが台頭してきているようですが、CDもまだまだ健在です。
クラシック愛好家は、世代も中高年が多いようで、新宿のディスクユニオンに行けば、僕くらいの世代のおじさんたちが、一心に目当てのCDやLPを探しています。
また僕は、CDの通販サイト「アリアCD」の会員になっていて、CD代で毎月5千円から1万円は使っています。
でも、新しい時代の波に乗ってみよう考えて、
クラシック音楽専門でストリーミング配信サービスを行っている、
ナクソス・ミュージック・ライブラリーに入会しました。
月額1998円(消費税込み)で、
世界の863レーベル、33,306人の作曲家の曲が聴き放題なのです。
多分、これだけ聴くのにCD買っていたら、何千万円掛かるかわからないし、
大体、家に置く場所がなくなってしまいます。
http://ml.naxos.jp/Introduction.aspx
↑ ↑ ↑
ナクソス・ミュージック・ライブラリーとは。
興味ある方は、ぜひ検討してみたらいかがですか?
なお、私は、ナクソスから1円も頂いていません(笑)
さて、最初に聴いてみたのが、フルトヴェングラーの幻の名演。
戦時下の44年ウィーンフィルを振った、モーツァルトの交響曲第40番です。
この録音、一部に贋物説な流れているようです。
(「フルトヴェングラーの全名演名盤」宇野功芳著の62ページに記載あり)
フルトヴェングラーの名盤 モーツァルト交響曲第40番ト短調
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)
交響曲第40番ト短調K.550
Symphony No. 40 in G Minor, K. 550
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
Ⅰ(07:31)Molto allegro
Ⅱ(07:45)Andante
Ⅲ(04:38)Menuetto: Allegretto
Ⅳ(05:10)Allegro assai
録音: 1944年6月2-3日ウィーン、ムジークフェライン大ホール
02-03 June 1944, Musikverein, Grosser Saal, Vienna, Austria
まず、戦時下であることと、今から70年以上前の録音にもかかわらず、音質が良いのに驚かされます。
そして、一部に贋物説もあるようですが、48年盤と比べ、かなりモーツァルト的なのです。
というもの、第1楽章が始まって、速いテンポでわざとらしさがなくむしろ素っ気ない部分は、48年盤と共通しますが、もっとしなやかで、たおやかなのです。
それは、ウィーンフィルの艶やかで甘美な弦の音色を活かしているからです。
第1楽章のヴァイオリンのポルタメントは、48年盤以上で、一瞬、ワルターの演奏かと思うほどでした。
第2楽章もポルタメントが濃厚で、ロマンティックな音楽美を展開しています。
全体の凄みや迫力は、48年盤に譲るとしてもさすが、フルトヴェングラーは、凄いです。
まとめ
ストリーミング配信は、
いままでのクラシック音楽のコレクターの
考え方を真っ向から否定するものです。
僕もそうですが、目に見えるところにコレクションがあるのが嬉しいのです。
そして、それを聴かないまでも、1枚、1枚手に取って、
そのCDを購入した頃を思い出して悦に入る訳です。
そう言えば、先日、新宿のディスクユニオンで、
クラシックファンの友人にばったり会いました。
僕は、ちょうどCDを購入して帰るところで、
エレベーター前に待っていたら、
友人は、そのエレベーターで上がってきたのです。
お互い、挨拶して、
友人が、何買ったの?見せろよ、
というのを無視して、
じゃまた、と言ったら、
CDなんて古いよ、
と友人は言って、自分は売り場の方に行きました。
そうCDは古いのかもしれません。
でも。。。。
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