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ムラヴィンスキー モーツァルト交響曲第33番&39番

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こんにちは、
ともやんです。

ワーナー・クラシックスから出ているCD12枚組のエラート録音集『ザ・ムラヴィンスキー・エディション(全12CD)』がおすすめです。

ムラヴィンスキーの得意としていたショスタコーヴィチ、チャイコフスキーをはじめ、モーツァルト、ベートーヴェンの名演が良質な音質で収録されているからです。

今日1月19日は、エフゲニー・ムラヴィンスキー(1903-1988)の命日です。
それに合わせて、今朝は、この12枚組から、モーツァルトの交響曲を収録している一枚を取り出して聴いています。

ムラヴィンスキーは、僕が尊敬する指揮者の一人です。
旧ソビエト連邦という難しい国の中で、しかもスターリン独裁の恐怖政治時代も体験し、圧力と統制に抗しながら芸術家としての信念を貫こうと艱難辛苦を重ねた音楽家だったからです。

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ムラヴィンスキーは、1973年の初来日以来、75年、77年、79年と4回の来日を果たしています。

ただ、これ以前にも来日の予定がありましたが、健康上の都合で果たせなかったのは表向きの理由で、真相は、ソ連当局が出国を許可しなかったからだったようです。

また1938年から亡くなる88年まで、レニングラード・フィルの首席指揮者を50年の長きにわたり務め、その厳格なリハーサルが有名ですが、そこまで徹底して完成された音楽があったからこそ、ソ連当局と確執が合っても文句を言わせないという姿勢で、自分やオーケストラのメンバーを守ったとも考えられます。少なくても僕はそう考えています。

ムラヴィンスキーは、1989年のベルリンの壁の崩壊を知ることなく世を去りましたが、もしそれを知ったらどう思ったでしょうか?

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ムラヴィンスキー モーツァルト交響曲第33番&39番

12枚組に収録されているモーツァルトの曲は、交響曲が2曲で83年録音の第33番が、素晴らしく美しい演奏です。ステレオで音質も良好。

ただ残念なのが、第39番が、72年の録音にもかからわずモノラルで音質的にいまひとつなのです。ただ内容はムラヴィンスキーの18番だけでに純白の美しさを感じる名演です。

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
交響曲第33番 変ロ長調 K. 319
Symphony No. 33 in B-Flat Major, K. 319

1.(07:48) I. Allegro assai
2.(05:13) II. Andante moderato
3.(02:52) III. Menuetto
4.(07:06) IV. Finale
total(22:59)

レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 – Leningrad Philharmonic Orchestra
エフゲニー・ムラヴィンスキー – Yevgeny Mravinsky (指揮)
録音: 1983, Leningrad, Russia

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交響曲第39番 変ホ長調 K. 543
Symphony No. 39 in E-Flat Major, K. 543

5.(08:19) I. Adagio – Allegro
6.(08:32) II. Andante con moto
7.(03:49) III. Menuetto: Allegretto
8.(05:21) IV. Finale: Allegro
total(26:01)

レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 – Leningrad Philharmonic Orchestra
エフゲニー・ムラヴィンスキー – Yevgeny Mravinsky (指揮)
録音: 1972, Leningrad, Russia

ムラヴィンスキー・エラート録音集『ザ・ムラヴィンスキー・エディション(全12CD)』

“WARNER CLASSICAL”より、ムラヴィンスキーの有名な音源を集めたボックスが待望の復活です。“旧ERATO”レーベルから発売された際は、ローカル盤でそれ程流通状況は良いとは言えなかっただけに、今回のCD化は大歓迎です。ムラヴィンスキーが十八番とした作品がたっぷり収録。



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