こんにちは、
ともやんです。
チャールズ・マッケラス(1925-2010)は、オーストラリア人の両親のもと、アメリカのニューヨーク州に生まれました。
シドニー音楽院で学んだ後渡英し、またさらにイギリス政府の奨学生としてプラハに赴き、ターリヒに師事しました。
ターリヒからヤナーチェクの存在を知らされ、イギリスに戻った後にこの作曲家の主要作品を紹介した功績は、英国音楽史上に記憶されることです。
僕は、もう20年以上も前、マッケラスのモーツァルト交響曲第29番を聴いて非常に感銘を受け、しばらく愛聴していましたが、そのCDがいま見つからず、ただいま残念な状態です。
この40番も正攻法の演奏ですが、何か心の琴線に触れて来る演奏なんですね。
29番の時もそうでしたが、どこがどうと言えないのですが、サムシングエルスを感じさせる演奏です。
マッケラス モーツァルト交響曲第40番
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
交響曲第40番 ト短調 K. 550
Symphony No. 40 in G Minor, K. 550
1.(07:52) I. Molto allegro
2.(08:05) II. Andante
3.(04:23) III. Menuetto: Allegretto
4.(09:32) IV. Allegro assai
total(29:52)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 – London Philharmonic Orchestra
チャールズ・マッケラス – Charles Mackerras (指揮)
巨匠のレパートリーの広さをうかがえるお買い得セット
オーストラリア国籍、イギリスを経由して後プラハに渡り、ターリッヒに師事した事でヤナーチェクに深く傾倒し、世界への発信者となったマッケラス。とはいえ指揮活動のレパートリーは幅広く、グルックやモーツァルトからイギリス近代の作品まで多くの録音を残しました。これは、EMIに残した名演を凝縮したボックスセットです。
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