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カール・リヒター モーツァルト レクイエム

こんにちは、
ともやんです。

カール・リヒターは、ドイツのザクセン州プラウエン出身の指揮者でオルガニスト、チェンバロ奏者。
1926年10月15日生まれで、1981年2月15日にミュンヘンのホテルで心臓麻痺で54歳の生涯を閉じています。

亡くなる10年前にも心臓発作を起こしていたという記述も見つけたので、健康状態は良くなかったのかもしれません。また経歴を見てもハードな仕事をこなしていたようです。

ただ、長寿の多い音楽家の中ではわりと短命だったとしても真摯で自分の信じる道を極めようと突き進んだ人だという印象を受けます。

人生の中味は単に長い短いで測るものではないとも思います。

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カール・リヒター J・S・バッハに捧げた人生

カール・リヒターは、1951年に演奏活動の自由を求めて当時の西ドイツのミュンヘンに移住しています。僕が所有している本にはそれ以上詳しく書かれていませんが、当時東ドイツから西ドイツには、簡単に移住できたのでしょうか?

ただ、ベルリンの壁ができたのは1961年で、それ以前は意外と東西ドイツの行き来はできたのかもしれません。これは全くの個人的な想像ですが。

当時リヒターは、20代半ばで聖マルコ教会のオルガニストの職を得て、音楽大学でも教鞭を取るようになりました。

リヒターは、アンスバッハのバッハ週間に参加してハインリヒ・シュッツ・クライスを指揮しましたが、このグループがのちにミュンヘン・バッハ合唱団に成長しました。
ただ合唱団はアマチュアでしたが、加えて結成されたミュンヘン・バッハ管弦楽団は、バイエルン国立菅、バイエルン放送響、ミュンヘン・フィルのメンバーで構成されたプロフェッショナル集団です。

そしてここからバッハの演奏史に残るリヒターの活動が開始されるのです。

1958年に録音された「マタイ受難曲」は、録音から60年以上経った現代でも「マタイ受難曲」のレコード史の残る名盤となっています。

しかもこれに続いて「ミサ曲ロ短調」「マニフィカト」「ヨハネ受難曲」「クリスマス・オラトリオ」という大作の素晴らしい録音が続きました。

バッハ作品への献身的な活動が続きましたが、60年代になるとバッハ以外の録音も行われるようになり、ニコレを独奏者としてモーツァルトのフルート協奏曲やベルリン・フィルを振ったハイドンの交響曲「驚愕」「時計」があります。

またかなり後の77年には、ベルリン・ドイツ響とブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」も録音しています。僕は未聴ですが、興味がそそられます。

今回紹介するモーツァルトの「レクイエム」も61年の録音でオーソドックスな演奏ながら切れ味鋭く、古楽器スタイルが主流になった現代でも古臭さを感じさせない普遍的な演奏だと思います。

しかもそこに真実を追求しようという真摯な姿勢が貫かれていて感動的です。

ぜひ、聴いてみてください。

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カール・リヒター モーツァルト レクイエム

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
レクイエム ニ短調 K. 626
Requiem in D Minor, K. 626
作詞 : ミサ典礼文 – Mass Text

1.(04:42) Introit: Requiem aeternam (Chorus)
2.(02:32) Kyrie eleison (Chorus)
3.(01:54) Sequence No. 1: Dies Irae (Chorus)
4.(03:09) Sequence No. 2: Tuba mirum (Soprano, Alto, Tenor, Baritone)
5.(02:05) Sequence No. 3: Rex tremendae majestatis (Chorus)
6.(05:35) Sequence No. 4: Recordare, Jesu pie (Soprano, Alto, Tenor, Baritone)
7.(02:49) Sequence No. 5: Confutatis maledictis (Chorus)
8.(02:56) Sequence No. 6: Lacrimosa dies illa (Chorus)
9.(04:17) Offertory No. 1: Domine Jesu Christe (Chorus)
10.(05:11) Offertory No. 2: Hostias et preces (Chorus)
11.(01:54) Sanctus (Chorus)
12.(05:09) Benedictus (Soprano, Alto, Tenor, Baritone)
13.(03:10) Agnus Dei (Chorus)
14.(05:37) Communion: Lux aeterna (Soprano, Chorus)
total(51:00)

マリア・シュターダー – Maria Stader (ソプラノ)
ヘルタ・テッパー – Hertha Topper (コントラルト)
ジョン・ファン・ケステレン – John van Kesteren (テノール)
カール・クリスティアン・ケーン – Karl Christian Kohn (バス)
ミュンヘン・バッハ合唱団 – Munich Bach Choir
ミュンヘン・バッハ管弦楽団 – Munich Bach Orchestra
カール・リヒター – Karl Richter (指揮)
録音: November 1961

モーツァルト:レクイエム K. 626 (シュターダー/トッパー/ケステレン/ケーン/ミュンヘン・バッハ合唱団&管弦楽団/リヒター)(1961)

Profilのライヴ復刻でおなじみの名人ホルガー・ジードラーが入念なリマスタリングを施す「カール・リヒター・エディション」のシリーズ新作。

1960年にテレフンケンでセッション録音されたモーツァルトのレクィエムは、リヒターがバッハの音楽にみせる厳しく真摯なアプローチと、全身全霊を捧げるリヒターのテンションの高さが印象深いもの。

いまから10年以上前に国内盤のリリースもされていますが、すでに廃盤で入手難の状態が続いていたので、新マスタリングでのカタログ復活は歓迎されるところです。

ブックレットはトラックリスト、ラテン語歌詞のみの記載となります。
キングインターナショナル

カール・リヒター J・S・バッハの名盤 4選

カール・リヒターの名盤から4点選んでみました。
かれの録音のほんの一部を聴いただけなので、これからももっと深く聴いて行きたいと思います。



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