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ガーディナー モーツァルト 交響曲第38番”プラハ”&第39番

ガーディナー
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こんにちは、
ともやんです。

今年は、モーツァルトの生誕265年です。
そして明日1月27日が、モーツァルト265歳の誕生日です。

ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトは、1756年1月27日午後8時頃、父レオポルド、母アンナ・マリアの第7子としてザルツブルクに生まれました。

モーツァルトの前には、6人の子が生まれていましたが、その時点で第4子で5歳年上のナンネルが生存していただけです。


※モーツァルトの生家

現在新型コロナが世界的に猛威を振るっていますが、当時は医療的にも衛生的にも感染症には脆弱だったようで、幼少期には、姉のナンネルもウォルフガングも結構重篤な病気になっています。

ただ、姉ナンネルは、モーツァルトの死後も長生きして1829年に78歳の長寿で亡くなっています。

父レオポルドは、宮廷のヴァイオリニストでしたが、教育者としても優れた人で、姉ナンネルのクラヴィーアレッスンを傍で聴いていた3歳のモーツァルトが、クラヴィーアでサ三度の和音を弾き出したのを見て、4歳からモーツァルトにもしっかりとレッスンを始めましたということです。

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ガーディナー モーツァルト交響曲

さて、ガーディナーは僕の好きな指揮者で、ひところ、ヘンデルの「メサイア」やベートヴェンの交響曲をと夢中になって聴いたものです。

特にベートーヴェンの交響曲のスリリングな演奏は、超カッコいいです。
古楽器スタイルとしては、ホグウッド、ブリュッヘンも交響曲全集を録音していますが、僕はガーディナーの演奏が一番好きです。

そしてベートーヴェンの交響曲より数年前に録音されたモーツァルトの交響曲を聴いて、最初は拍子抜けました。

なんだ、この常識的で堅実な演奏は!ベートーヴェンで魅せた攻めたきわどさがないのです。僕は、ヘンデルのメサイアで魅せた羽毛のような軽快さと颯爽としたテンポ感を期待していたのですが、今回聴いた「プラハ」と第39番は、いたってまともな演奏なのです。

しかし、かと言って面白くないわけではありません。各フレーズに細かなニュアンスを織り込んできます。
もっともガーディナーらしさを感じたのが、第39番の終楽章。テンポ感といい煌めきといい躍動感と言い、おおこれぞガーディナーという演奏です。

録音当時、ガーディナーは40代半ば、後年の自由な躍動感はまだですが、こんな基本を大切にした演奏が出来るからこそ、飛躍できるんだな、と感じさせる貴重な録音です。

ぜひ、聴いてみてください。

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ガーディナー モーツァルト 交響曲第38番”プラハ”&第39番

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
交響曲第38番 ニ長調 「プラハ」 K. 504
Symphony No. 38 in D Major, K. 504, “Prague”

1.(17:47) I. Adagio – Allegro
2.(11:41) II. Andante
3.(07:48) III. Presto
total(37:16)

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交響曲第39番 変ホ長調 K. 543
Symphony No. 39 in E-Flat Major, K. 543

4.(10:39) I. Adagio – Allegro
5.(08:43) II. Andante con moto
6.(03:48) III. Menuetto: Allegretto
7.(08:14) IV. Finale: Allegro
total(31:24)

イングリッシュ・バロック・ソロイスツ – English Baroque Soloists
ジョン・エリオット・ガーディナー – John Eliot Gardiner (指揮)

モーツァルト:交響曲第38番≪プラハ≫・第39番 ジョン・エリオット・ガーディナー

“DECCA New定盤”シリーズ第1回。”モーツァルトの音楽が持つあらゆる多彩さを表現しながら、じつにその奥底にある表現の<真性>さを実現している”と絶賛される、ジョン・エリオット・ガーディナーによるオリジナル楽器を用いたモーツァルト交響曲シリーズからの1枚。優雅さと現代性を両立させた生命感溢れる演奏がいつまでも輝きを放つ作品(1988年12月録音)。



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