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ガウデンツ モーツァルト クラリネット協奏曲&シューベルト 交響曲第5番

モーツァルト
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こんにちは、
ともやんです。

クラシック音楽の楽しむ方法は、時代と共に変わってきました。
最初はテレビでした。小学生の時、NHK交響楽団の放送を見て好きになりました。中学になって初めてLPレコードを購入し、FM放送で楽しみ、大学ではカセットテープでした。

たしか社会人になった頃CDが出てきて、逆にLPが安価になり買い漁った記憶があります。
そして現在は、サブスクで聴くことも多くなりました。
でも、CDでしか聴かれない音源もあります。今日はそんなCDのお話しです。

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アリアCDから11月ベスト・アルバムが届いた

僕は、アリアCDの会員です。
アリアCDは、愛知県の春日井市にある通販専門のクラシックCDショップです。
店主が松本大輔氏、著書の『クラシックは死なない』を読んで感銘を受け、ファンになりそのまま会員になりました。

途中途切れていた時期もありますが、足掛け20年ほどのお付き合いになっていると思います。

そのアリアCDでは、毎月ベスト・アルバムというの発表していてこれが凄いんです。何が凄いって松本氏が選ぶベスト・アルバムが、例えば大手のレコード販売店や評論家が選ぶ無難なものとは違うのです。
かと言って奇をてらっているわけではなく、内容も素晴らしいし、しかも一般的にはなかなか手に入らないCDが多いのです。

ということで僕は毎月アリアCDの店主松本氏の選ぶベスト・アルバムを楽しみにしています。あと何年生きるかわかりませんが、少しでも素晴らしい録音を聴いてあっちの世界に行きたいと思っています。

なお、毎月のベスト・アルバムは入手が困難なものが多く、数ヵ月遅れで届くこともあります。11月のベスト・アルバムは、3ヵ月遅れで2月末に届きました。

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11月ベスト・アルバム 北西ドイツ・フィル自主制作盤

さて、待ちに待って届いた11月のベスト・アルバムは、

北西ドイツ・フィル自主制作盤
ガウデンツ指揮北西ドイツ・フィル
・メンデルスゾーン:序曲「美しいメルジーネの物語」作品32
・モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調 K.543

まず、メンデルスゾーンの序曲「美しいメルジーネの物語」。
恥ずかしながら筆者が初めて聞くタイトルです。
この作品は、1833年に作曲され翌年ロンドンで初演されました。
ドイツの伝説にある海の精メルジーネの悲恋物語を題材にしています。

曲想は、後年に作曲される交響曲第3番”スコットランド”を思わせるもので何か冷たい風に吹かれたような感じなります。

モーツァルトの交響曲第39番は、その表現の広がりと可能性を追求する姿勢に唸ってしまいました。

作品は、モーツァルトの手を離れてひとつの素材として指揮者とオーケストラで作品として仕上げるものだと思っています。

だから作品は多くの可能性を秘めていると思うのです。
演奏者はそこからどれだけの可能性を引き出していけるのか?

そんな探求心、冒険心に富んだわくわく感を伝えてくれる演奏です。

北西ドイツ・フィルの自主制作盤は一般的には入手が難しいので、ガウデンツが、クラリネット奏者ドルンブッシュとコレギウム・ムジクム・バーゼルと組んだ入れたモーツァルトのクラリネット協奏曲とシューベルトの交響曲第5番をご紹介します。

クラリネットの歌わせ方がとても自発的で伸び伸びとして、シューベルトでも木管楽器が全体をリードしている感じがともで斬新的に感動します。

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ガウデンツ モーツァルト クラリネット協奏曲&シューベルト 交響曲第5番

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
クラリネット協奏曲 イ長調 K. 622
Clarinet Concerto in A Major, K. 622

1.(11:56) I. Allegro
2.(07:16) II. Adagio
3.(08:29) III. Rondo: Allegro
total(27:41)

カーリン・ドルンブッシュ – Karin Dornbusch (クラリネット)
コレギウム・ムジクム・バーゼル – Collegium Musicum Basel
ジモン・ガウデンツ – Simon Gaudenz (指揮)

————————

フランツ・シューベルト – Franz Schubert (1797-1828)
交響曲第5番 変ロ長調 D. 485
Symphony No. 5 in B-Flat Major, D. 485

4.(07:04) I. Allegro
5.(08:56) II. Andante con moto
6.(04:44) III. Menuetto: Allegro molto
7.(08:16) IV. Allegro vivace
total(29:00)

コレギウム・ムジクム・バーゼル – Collegium Musicum Basel
ジモン・ガウデンツ – Simon Gaudenz (指揮)

モーツァルト:クラリネット協奏曲/シューベルト:交響曲第5番(ドルンブッシュ/コレギウム・ムジクム・バーゼル/ガウデンツ)

指揮者のシモン・ガウデンツは、ルツェルン音楽大学でクラリネットを学び、その後グラーツ、フライブルク、ザルツブルクで作曲と指揮を学び、ロシェストヴェンスキー国際指揮者コンクールで一位を獲得。その後数多くの賞や奨学金を獲得。現在はハンブルク室内管弦楽団とオーデンセ交響楽団の首席指揮者を務める俊英です。



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