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ヴェーグ ウィーンフィル モーツァルト交響曲第39番&40番

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こんにちは、
ともやんです。

シャンドール・ヴェーグ(1912-1997)は、ハンガリー出身のヴァイオリニストで、コダーイ、フーバイに師事。ヴァイオリニストとして1940年にヴェーグ四重奏団を結成するなど室内楽で活躍した人です。

後年は、ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院で教鞭を取り多くの音楽家を育てました。一方、カメラータ・アカデミカの指揮者として同オケの水準を引き上げる功績を残しています。

大器晩成の人だったようで、ウィーンフィルを初めて指揮したのが80歳を目前にした1991年のこと。

このCDは、翌年1992年1月30日のモーツァルト週間でのザルツブルクでの公演ライブ。


※ザルツブルクの風景
ウィーンフィルというと優雅なサウンドのイメージですが、この演奏は、特に弦楽器が甘さを抑えたビターな響きがいいです。名手揃いのウィーンフィルが、真摯に臨んでいる感じが伝わってきます。
白眉は、第39番の終楽章。バランスよく躍動する弦楽器にチャーミングな木管が絡み、渋い金管がピリッと入り、ティンパニが控えめながら引き締めます。

第40番では、開始のヴィオラの伴奏の聴かせます。

おすすめのディスクです。

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ヴェーグ&ウィーンフィル モーツァルト交響曲第39番&第40番

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
交響曲第40番 ト短調 K. 550
Symphony No. 40 in G Minor, K. 550

1.(09:08) I. Molto allegro
2.(08:33) II. Andante
3.(04:37) III. Menuetto: Allegretto
4.(07:32) IV. Allegro assai
total(29:50)

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交響曲第39番 変ホ長調 K. 543
Symphony No. 39 in E-Flat Major, K. 543

5.(12:00) I. Adagio – Allegro
6.(08:34) II. Andante con moto
7.(03:52) III. Menuetto: Allegretto
8.(06:05) IV. Finale: Allegro
total(30:31)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
シャーンドル・ヴェーグ – Sandor Vegh (指揮)
録音: 1992, Groses, Festspielhaus Salzburg, Germany

モーツァルト: 交響曲第39番、第40番 シャーンドル・ヴェーグ 、 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

シャーンドル・ヴェーグとウィーン・フィルの貴重な共演

ヴェーグ四重奏団を設立するなどヴァイオリン奏者として名高いシャーンドル・ヴェーグ(1912-1997)ですが、60年代終わり頃から、指揮活動を始めました。

カメラータ・アカデミカ・ザルツブルクとのハイドンやモーツァルトの演奏が多く残っています。

ヴェーグがウィーン・フィルを初めて指揮したのは1991年と晩年になってからのことでした。

この録音は、1992年1月30日にモーツァルト週間で行われた演奏会のライヴです。とりわけ弦楽器の歌わせ方など素晴らしく、記念碑的名演としてたたえられました。
キングインターナショナル



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