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インバル 森麻季&都響 マーラー 交響曲第4番

こんにちは、
ともやんです。

2月16日は、名指揮者エリアフ・インバルの誕生日。
1936年2月16日イスラエル生まれなので、今年で86歳です。

80年代にフランクフルト放送響とのマーラーとブルックナーの交響曲の録音が評判になり、次々とCDが発売されていました。

僕も何枚か購入した記憶があります。

ただどういうわけかこのブログで取り上げるのは初めてです。

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エリアフ・インバル プロフィール

僕がよく資料として使っているONTOMO MOOK『世界の指揮者名鑑866』で、エリアフ・インバルについて評論家の諸石幸生氏が寄稿しています。

いきなりストレートな書き出しなのです。

“真の実力者とよぶにふさわしい現代屈指の名指揮者。”

と記されています。

僕もこの言葉に同意します。

今日ご紹介する都響を振ったマーラーの交響曲第4番を聴いてから、この文章を読んだからです。

それほどマーラーの第4番には深い感銘を受けたからです。

なんと細やかで温かくて情感豊かな演奏なのでしょうか。

インバルは、エルサレム音楽院で作曲をヴァイオリンを学びました。
1956年イスラエル青少年交響楽団を指揮するなど指揮活動を始めるとバーンスタインに認められるようになり、奨学金を得てオランダのヒルバーシュムの講習会に参加し、フランコ・フェラーラの教えを受けました。

フランコ・フェラーラ(1911-1985)は、イタリアの指揮者、作曲家、音楽教育者で多くの指揮者を育てことで有名な方です。

また、61年と62年には、イタリアのキジアーナ音楽アカデミーの講習会でチェリビダッケにも師事しています。
よく63年にはノヴァ―ラで行われたカンテルリ指揮者コンクールで優勝し、その才能が注目されだして行きました。

そして74年から90年までフランクフルト放送交響楽団の首席指揮者を務め、録音も活発に行って僕などにもその名を知るところとなったのです。

さて、東京都交響楽団との関係は、1991年に始まります。
当時、フランクフルト放送響の首席指揮者としてブルックナー、マーラーの交響曲の録音を発表して世界的な注目を集めていた頃でした。

そして都響とコンスタントな共演を99年まで続きました。
すばらくのブランクの後、2006年に再共演を果たし、インバルはプリンシパル・コンダクターとして2014年まで務めました。

今回ご紹介するマーラーの交響曲第4番もその時期の録音で2012年のものです。

演奏聴いて本当に驚きました。
なんて素晴らしいんだ!

マーラーの第4番は、演奏時間も長くなく親しみやすいのでよく聴くのですが、いままで聴いたワルター、クレンペラー、バーンスタインなどの録音と比べても遜色ないもので録音の新しさから言えば、CDで楽しめる最高の演奏のひとつではないか、とまで感じました。

また都響の演奏の上手さ、響きの豊かさにも感嘆させられました。

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インバル 森麻季&都響 マーラー 交響曲第4番

グスタフ・マーラー – Gustav Mahler (1860-1911)
交響曲第4番 ト長調
Symphony No. 4 in G Major
作詞 : 伝承 – Traditional

1.(15:54) I. Bedachtig, nicht eilen
2.(09:22) II. In gemachlicher Bewegung, ohne Hast
3.(18:37) III. Ruhevoll, poco adagio
4.(09:02) IV. Sehr behaglich
total(52:55)

森麻季 – Maki Mori (ソプラノ)
東京都交響楽団 – Tokyo Metropolitan Symphony Orchestra
エリアフ・インバル – Eliahu Inbal (指揮)
録音: 3 November 2012, Yokohama Minato-Mirai Hall, Tokyo Metropolitan Art Space, Tokyo, Japan

マーラー 交響曲第4番 エリアフ・インバル 森麻季 東京都交響楽団

現代を代表するマーラー指揮者エリアフ・インバルと東京都交響楽団による<新マーラー・ツィクルス>第4弾、交響曲第4番の登場です。交響曲第1番より順に毎月リリースを続け、驚異的なクオリティの高い演奏で話題を集中させているこの人気シリーズ。これまでのマーラー演奏の金字塔となること間違いなしです。演奏技術の高さは驚異的であり、充実極める東京都交響楽団の輝かしき時代を象徴しております。インバルのいつもながらの立体的である精緻なサウンドと奥行きのある豊かな音楽性が、最上のところで交わっています。また、日本を代表するソプラノ歌手森麻季が音楽に彩りと可憐さを加えます。最高のキャストによる最高のマーラー。まったく持って聴き逃しは出来ません!
オクタヴィア・レコード

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また上記の録音の3年前の2009年、ソプラノの半田美和子を迎えてのライブでの録音です。
僕は未聴ですが、プリンシパル・コンダクターになった年なので期待できる録音です。

マーラー:交響曲第4番(半田美和子/東京都交響楽団/インバル)

最大限の美しさを引き出したインバルの天上の響き!
2008年に発売し、大きな話題を呼んだマーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」に引き続き、インバルのマーラー・シリーズ第2弾となるのは交響曲第4番。

1980年代~90年代にかけてフランクフルト放送響とマーラー全集を完成させたことで、世界的なマーラー指揮者としての地位を築いたインバル。年月を重ね取り組んだこの演奏では、その真価を十分に感じることができます。

マーラーを「最も偉大な交響曲作曲家」と表現するインバルが、明るい印象の中にも憂愁を含んだ天上の響きを見事な手腕で作り出します。繊細なテクスチュアのなかで和声の美しさを最大限に際立たせた演奏。オーケストラはインバルに全信頼を置き、特に弦楽器アンサンブルの艶やかさと豊潤な響きは目を見張るものがあります。
オクタヴィア・レコード



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