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クリスタ・ルードヴィヒ 誕生日に聴く マーラー大地の歌

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こんにちは、
ともやんです。

今日3月16日は、20世紀のメゾ・ソプラノとして最高峰の一人だった、クリスタ・ルードヴィヒの誕生日です。

1928年3月16日にベルリンに生まれる、両親が二人共おオペラ歌手だったこともあり、幼少の頃から音楽に親しんでいました。

そのエピソードを調べてみると、若きカラヤンがアーヘンの歌劇場の指揮者になった時、クリスタの両親は、その歌劇場の専属歌手で、その招きにカラヤンはよく自宅に食事に招かれたいたそうです。

当時のクリスタまだ5~6才の幼児でした。

それから約40年後、40代になったクリスタは、カラヤン&ベルリンフィルと共演し、マーラーの大地の歌を録音しています。

今日はその録音をご紹介します。

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カラヤン マーラー大地の歌 素晴らしい

カラヤンは、レパートリーに広い方だと思うが、マーラーの録音は少ないようだ。
録音では、交響曲第4番、5番、6番、9番、そして大地の歌が残されているようだ。あくまで僕の調べた限りだが。

第1番「巨人」、第2番「復活」も聴きたかったが、これは録音が残されていないようだ。ただ、カラヤンは、ブルックナーを得意としていて名演も多く残されているが、ブルックナーとマーラーを両方得意にしている指揮者は少ないようなイメージだ。

古くは、フルトヴェングラーもクナッパーツブッシュもシューリヒトもブルックナーを多く録音しているが、マーラーは少ない。もっともこれは時代的な背景かもしれなしい。ユダヤ系だったワルターは、マーラーに師事していたこともあり、多く録音を残しているし、ブルックナーの交響曲も残している。同じユダヤ系のクレンペラーもこの時代の指揮者としては珍しく、両方に名演を残している。

近年では、バーンスタインは圧倒的にマーラーで、小澤征爾のマーラーの録音が圧倒的に多い。小澤と同世代のアバドは、器用な人だったので両方にしっかり録音を残している。

さて、カラヤンに話を戻そう。クリスタ・ルードヴィヒの誕生日ということで、彼女の録音をたどっていくと、マーラーの大地の歌の名盤にルードヴィヒの名前が出てくる。

古くは、ライナー&シカゴ響(1958年)、クレンペラー&フィルハーモニア管(1966年)、C.クライバー&ウィーン響(1967年)、カラヤンとは1970年のライブと73年のスタジオ録音が残っている。

これがなかなかいい。以下発売元のコメントがこれ。↓↓↓

カラヤンは、マーラーの交響曲のなかから自身の審美眼にかなういくつかを選び、ベルリン・フィルとの録音を残しました。1973年録音の≪大地の歌≫もそのうちのひとつで、細部まで磨き抜かれた「カラヤンのマーラー」を存分に堪能できます。

それは厭世的な暗さからは距離を置いた、耽美的な世界です。ルートヴィヒとコロの輝かしい歌唱もカラヤンのそうしたアプローチにぴたりと調和します。

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カラヤン マーラー大地の歌

グスタフ・マーラー – Gustav Mahler (1860-1911)
大地の歌
Das Lied von der Erde (Song of the Earth)

作詞 : ハンス・ベートゲ – Hans Bethge
ルネ・コロ – Rene Kollo (テノール)
クリスタ・ルートヴィヒ – Christa Ludwig (メゾ・ソプラノ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヘルベルト・フォン・カラヤン – Herbert von Karajan (指揮)

1.(08:53) I. Das Trinklied vom Jammer der Erde (The Drinking Song of Earth’s Misery)
2.(10:10) II. Der Einsame im Herbst (The Lonely One in Autumn)
3.(03:23) III. Von der Jugend (Of Youth)
4.(07:20) IV. Von der Schonheit (Of Beauty)
5.(04:27) V. Der Trunkene im Fruhling (The Drunkard in Spring)
6.(31:49) VI. Der Abschied (The Farewell)
total(57:09)

マーラー:交響曲≪大地の歌≫ ヘルベルト・フォン・カラヤン 、 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

クリスタ・ルードヴィヒのプロフィール。
1928年3月16日、ベルリン生まれのメゾ・ソプラノ歌手。両親ともベルリン・フォルクスオーパーの歌手。フランクフルト音楽院に学び、1946年、「こうもり」のオルロフスキー役でデビュー。1954年、ザルツブルク音楽祭で「フィガロの結婚」のケルビーノ役を歌い、一躍脚光を浴びる。翌年からウィーン国立歌劇場に迎えられ、1959年にはメト・デビューも果たす。1960年頃からドラマティック・ソプラノの役もレパートリーに加え、ドイツを代表するプリマ・ドンナの地位を確保した。1963年にはベルリン・ドイツ・オペラ公演に来日し、「フィデリオ」のレオノーレの名唱を残したが、1993年に引退を表明し、後進の育成に当たっていた。タワーレコード・オンラインショップ掲載より
2021年4月24日に93歳で死去



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