こんにちは、
ともやんです。
モーツァルトのレクイエムは、いくつも聴いてきましたが、まさに想像を超えた衝撃とはこのことかと感じた凄い演奏です。
以下、ナクソス・ミュージック・ライブラリーの解説文です。
興奮気味の文章がこの演奏の衝撃度が感じられます。
《想像を超えた衝撃のモツレク!》 モーツァルト最後の傑作「レクイエム」。NMLには有名なジュースマイヤー版をはじめ、バイヤー版、レヴィン版など200種類を超える録音がありますが、ギリシャの指揮者テオドール・クルレンツィスによるこのアルバムは、過去の演奏スタイルを覆す衝撃の一枚です。
ジュースマイヤー版にクルレンツィス自身が校訂を加えた版を使用しており、古楽器オーケストラによるノンヴィブラートでの演奏に加え、聴き慣れたダイナミクスとは少し違っており、その強弱の幅の広さが悲痛な感情を豊かに表現しています。この録音で特に衝撃的なのは「ラクリモーサ」(トラック8)。
衝撃の内容はぜひお聴き頂き確認してみてください。
テオドール・クルレンツィス モーツァルト レクイエム
【曲目】
モーツァルト:レクィエム ニ短調 K.626(ジュスマイヤー版/校訂:T.クルレンツィス)
【演奏】
ジモーネ・ケルメス(ソプラノ)
ステファニー・ウゼール(アルト)
マルクス・ブルッチャー(テノール)
アルノー・リシャール(バス)
ニュー・シベリアン・シンガーズ(ノヴォシビルスク歌劇場合唱団)
アンサンブル・ムジカエテルナ(古楽器使用)
テオドール・クルレンツィス(指揮)
【録音】
2010年2月
ノヴォシビルスク、Novosibirsk Opera and Ballet Theatre
ステレオ(デジタル/セッション)
モーツァルト:レクイエム(ニュー・シベリアン・シンガーズ/ムジカエテルナ/クルレンツィス)
まず一聴してわかるのは、録音のよさです。合唱のニュー・シベリアン・シンガーズの合唱の透明性の高さが素晴らしい。
そして各ソリストたちの声が非常に明瞭に自然に透明感高く聞こえます。演奏は、アップテンポでメリハリ・キレがあり、重厚な感じは感じません。
死者のためのミサ曲とはいいながら、純粋に楽曲として楽しめました。これは、名盤だと思います。ナクソス・ミュージック・ライブラリーのレビューより
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