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スコット・ロス ドメニコ・スカルラッティ ソナタ全集

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こんにちは、
ともやんです。

今朝ラジオを聴いていたらパーソナリティの生島ヒロシさんが、松任谷由実さんのコメントを紹介していました。

そのユーミンのコメントいうのは、作品は、自分の手元を離れれば、歌う人演奏する人はそれぞれの解釈で楽しんで頂ければいいというものです。

シンプルなコメントですが、奥が深いとも言えます。

日々、過去の作品中心に演奏を行っている音楽家たちは、それぞれの考え、解釈で楽譜を基に演奏を展開しているのでしょうが、ユーミンの言葉を聴くと、演奏を楽しむ一つの指標にもあると思います。

さて、今日は、バッハやヘンデルと同い年でイタリア、スペインで活躍したドメニコ・スカルラッティのチェンバロ・ソナタをスコット・ロスのチェンバロで聴きました。

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ドメニコ・スカルラッティ あったようななかったような話し

ドメニコ・スカルラッティは、イタリアのナポリ出身の作曲家で1685年10月26日生まれ。
1757年7月23日に71歳でスペインのマドリードで死去。

生年をみてわかるのが、ヨハン・セバスティアン・バッハとフリードリヒ・ヘンデルと同い年。生涯ドイツから出なかったバッハとの接点はないが、逸話としてヘンデルとは交友があったとも言われている。

もちろん確証があるわけではないが、コスモポリタンなヘンデルならありそうな気もする。
しかもその逸話は尾ひれがついて、二人は、チェンバロとオルガンを弾き合って競い合ったという話まであるそうだ。

その話しのオチは、チェンバロは引き分けだったが、オルガンでは、先に演奏したヘンデルの演奏を聴いて、スカルラッティは棄権してヘンデルの勝ちを認めたそうです。

それだけヘンデルのオルガンが凄かったということなのか。

以上、全く根拠のない話です。ウィキペディアの載っていた話しで、ウィキペディアでもこの逸話を証明する資料はない、とまでことわっています。

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スコット・ロス スカルラッティ ソナタ全集録音の偉業

さて、スカルラッティの作品は、歌劇から管弦楽、鍵盤楽器曲などありますが、現代聴くことが出来るのは、なんと言ってもチェンバロ作品です。

しかもその功労者は、スコット・ロスの存在です。

スコット・ロスは、スカルラッティ生誕300年に合わせて、チェンバロソナタ555曲をCD34枚分を録音したのです。

他の記述では、スカルラッティの全集の臨んだ音楽家は他にもいたそうですが、ロス以外完成された者はいないそうです。

しかもロスの凄いのは、これだけ多くの曲を録音しながら、どの曲も端正にして生き生きとした躍動感に溢れ、非常に完成度の高い録音だということです。

スコット・ロスは、1951年3月1日ピッツバーグ生まれで、フランスやカナダで活躍しましたが、1989年6月13日に僅か38歳で急逝しています。

ただ、ロスのスカルラッティのチェンバロ・ソナタ全集の録音という偉業は、レコード史上永遠と思います。

今日は、スコット・ロスの録音でスカルラッティのチェンバロ・ソナタを聴いてロスを偲びたいとで思います。

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スコット・ロス スカルラッティ ソナタ全集

D. スカルラッティ:ソナタ全集 1 (スコット・ロス)
SCARLATTI, D.: Keyboard Works (Complete), Vol. 1 – Keyboard Sonatas, K.1-30 (Scott Ross)

スコット・ロス/スカルラッティ:ソナタ全集

バッハと同年生まれのドメニコ・スカルラッティは550曲以上のソナタを作曲しました。その初の全集録音を完成したのが、アメリカ出身のチェンバリスト=スコット・ロスです。

天才のみに許される奔放で自由な音楽性の持ち主であったロスは、1989年にわずか38歳で急逝してしまいます。彼の最大の偉業でもある『ソナタ全集』の待望の再発売となります。

作品にあった複数のチェンバロを使い分け、5曲の通奏低音付ソナタでは、オリジナル楽器の名手たちも参加しています。20ページのブックレット付。初回のみの完全限定生産盤です。
ワーナーミュージック・ジャパン



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