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マリス・ヤンソンス スヴェンデン 交響曲第1番&第2番

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こんにちは、
ともやんです。

マリス・ヤンソンス(1943-2019)はラトヴィア出身の名指揮者。
惜しまれながら2019年12月1日に亡くなりました。享年76歳。

ヤンソンスは、父アルヴィッドも著名な指揮者で、レニングラード・フィルの指揮者の一人だったことから、マリス少年もそんな父のリハーサルに接しながら成長しました。

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マリス・ヤンソンス 共に成長したオスロ・フィル

旧ソ連支配下にあったラトヴィア出身と言うことで、父を同じレニングラード・フィルで研鑽を積みました。

ムラヴィンスキーのアシスタントから始め、のちにテルミカーノフと共にレニングラード・フィルの一翼を担う存在に成長します。

その一方、79年からノルウェーのオスロ・フィルの首席指揮者に迎えられ、ソ連にない自由な空気の下で、指揮者としての可能性を広げていき、2000年まで共に活動しオスロ・フィルの黄金時代を築いたのでした。

そんなヤンソンスが巨匠として成長していく記録が収められたのがこのセット(CD21枚+DVD5枚)です。

今回は、ノルウェーの作曲家で指揮者のヨハン・スヴェンテンの交響曲を聴きました。北欧の清澄な空気を感じる名曲で、僕は特に優しさと穏やかさが溢れる第2番が好きです。

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ヨハン・スヴェンテンについて

ノルウェー出身の作曲家、指揮者、ヴァイオリニストであるヨハン・スヴェンセンは、ライプツィヒで学びました。晩年の30年間は主に指揮に専念し、当代きっての北欧人指揮者となった。

管弦楽曲
スヴェンデンは、ヴァイオリンとオーケストラのための作品を数多く書いている。その中でも「ロマンス」は最もよく知られており、原曲のままでも、また様々な改作がなされ、その多くが損なわれている。グリーグはスヴェンセンの2つの交響曲を高く評価しており、この作品はノルウェーのレパートリーの中で名誉ある地位を保っています。

A Norwegian composer, conductor and violinist, Johan Svendsen studied in Leipzig. For the last 30 years of his life he concentrated largely on conducting, becoming the leading Scandinavian conductor of his day.

Orchestral Music
Svendsen wrote a number of works for violin and orchestra. Of these the Romance is by far the best known, whether in its original version or in various adaptations that have been made of it, largely to its detriment. Grieg had much praise for Svendsen’s two symphonies, which have retained an honoured place in Norwegian repertoire.(ナクソス・ミュージック・ラブラリーに掲示されている英文)

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ヤンソンス スヴェンテン 交響曲第1番&第2番

ヨハン・スヴェンセン – Johan Svendsen (1840-1911)
交響曲第1番 ニ長調 Op. 4
Symphony No. 1 in D Major, Op. 4

1.(09:40) I. Molto allegro
2.(11:41) II. Andante
3.(04:50) III. Allegretto scherzando
4.(01:50) IV. Finale: Maestoso
5.(07:17) IV. Finale: Allegro con fuoco
total(35:18)

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交響曲第2番 変ロ長調 Op. 15
Symphony No. 2 in B-Flat Major, Op. 15

6.(09:27) I. Allegro
7.(07:57) II. Andante sostenuto
8.(04:51) III. Intermezzo: Allegro giusto
9.(02:10) IV. Finale: Andante
10.(08:11) IV. Finale: Allegro con fuoco
total(32:36)

オスロ・フィルハーモニー管弦楽団 – Oslo Philharmonic Orchestra
マリス・ヤンソンス – Mariss Jansons (指揮)
録音:1987年8月

オスロ・フィル・レコーディングズ [21CD+5DVD] マリス・ヤンソンス オスロ・フィルハーモニー管弦楽団

マリス・ヤンソンスは指揮者アルヴィド・ヤンソンスの息子として1943年にラトヴィアのリガに生まれました。

レニングラード音楽院でヴァイオリン、ピアノ、指揮を学び、優秀な成績で卒業。続いてウィーンでハンス・スワロフスキーに、ザルツブルクでヘルベルト・フォン・カラヤンに師事しました。

1971年にヘルベルト・フォン・カラヤン財団の指揮賞を受賞、同年にはエフゲニー・ムラヴィンスキーの指名によりレニングラード・フィルハーモニー管弦楽団で彼の助手となりました。

1986年の同団日本公演に際しては、来日がキャンセルされたムラヴィンスキーに変わって全公演を指揮し、その活躍ぶりを日本の聴衆に大きな印象を残しました。

以後1999年まで、ヤンソンスは常任客演指揮者として同団と緊密な関係を保った一方、1979年から2002年までオスロ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務め、またロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者(1992~1997年)、ピッツバーグ交響楽団の音楽監督(1997~2004年)も歴任。そして2003年からバイエルン放送交響楽団の首席指揮者を務めるかたわら、2004~2015年にはアムステルダムのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者も務めました。



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