こんにちは、
ともやんです。
先日25歳の息子と中野で食事をしました。
息子も僕と同じで音楽好き。
高校生の頃からバンド活動をしていて、色んな楽器を操ります。
一時は、プロを目指したようですが、いまはサラリーマンをやっています。
さて、二人で共通した意見は、今後はストリーミング配信だよね、ということ。
つまりCDはより売れなくなる。
でも息子は逆にLPは残るととも言っていましたが。
さて、僕は9月にナクソス・ミュージック・ライブラリーの会員になってからは、ほとんど毎日これを利用しています。
つまりナクソス・ミュージック・ライブラリーによるストリーミング配信です。
だから、興味深い演奏家やアルバムがあれば、いちいちCDを求めなくてもすぐ聴けるわけです。
それにより多くの演奏家と出会いました。
その中でトップクラスが、アリス=紗良・オットでした。
アリス=紗良・オット 美貌と実力を兼ね備えたピアニスト
クラシック音楽鑑賞を趣味とする人は、男性が多いように思います。
でも、音楽学校などは圧倒的に女性が多いようです。
この辺のギャップはどう考えたらよいのでしょうか?
多分、音楽で食っていくということは、ハードルが高いので男性の場合尻込みされるのでしょうか?
それはさておき、クラシック音楽のリスナーは、男性の方が多いように思うと書きましたが、もっと突っ込んでみるとマニアックな方は圧倒的な男性だと思います。
CDやLPを何百枚も部屋に置き、家族に迷惑がられたり、同曲異演を何枚も買い込んでその違いを愉しんだり、やはり男性のイメージが強いです、
というか女性にはない男性のマニア的な嗜好だと思います。
ということで、男性の愛好者多いことからクラシック音楽の演奏家も女性の場合、容姿も注目されてしまいます。
僕は、中学生の時、初めてアルゲリッチのチャイコフスキーピアノ協奏曲のLPを買った時もジャケットに伏目の映るアルゲリッチが美人だったからです。
だから、僕は美人の演奏家はつい聴いてしまいます。
でも聴いてしまったら、美貌はあまり関係なくなります。
どんなに美人でも聴いて面白くなければそれまでです。
アリス=紗良・オット ナイトフォール
↑ ↑ ↑
でも、アリス=紗良・オットは違いました。
今年の評判になった『ナイトフォール』を聴いて一発で好きになってしまいました。
そして今回、アリス=紗良・オットでチャイコフスキーのピアノ協奏曲を聴きました。
僕はより深くファンになりました。まだ30歳これから楽しみです。
アリスは、確かなテクニックの中に何とも言えないデリカシーを秘めています。
それが、ふっとしたつなぎの演奏の中に出てきて、僕はそこが堪らないです。
アリス=紗良・オット チャイコフスキーとリストのピアノ協奏曲
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー – Pyotr Il’yich Tchaikovsky (1840-1893)
ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op. 23
Piano Concerto No. 1 in B-Flat Minor, Op. 23
1.(20:58) I. Allegro non troppo e molto maestoso – Allegro con spirito
2.(7:00) II. Andantino semplice – Prestissimo – Tempo I
3.(07:02) III. Allegro con fuoco
total(35:00)
アリス=紗良・オット – Alice Sara Ott (ピアノ)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 – Munich Philharmonic Orchestra
トーマス・ヘンゲルブロック – Thomas Hengelbrock (指揮)
録音: November 2009, Live recording, Gasteig, Munchen, Germany
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フランツ・リスト – Franz Liszt (1811-1886)
ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 S124/R455
Piano Concerto No. 1 in E-Flat Major, S124/R455
4.(05:54) Allegro maestoso
5.(09:31) Quasi adagio – Allegretto vivace – Allegro animato
6.(04:22) Allegro marziale animato – Presto
total(19:47)
アリス=紗良・オット – Alice Sara Ott (ピアノ)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 – Munich Philharmonic Orchestra
トーマス・ヘンゲルブロック – Thomas Hengelbrock (指揮)
録音: November 2009, Gasteig, Munchen, Germany
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番/リスト:ピアノ協奏曲第1番(アリス=紗良・オット/ミュンヘン・フィル・ヘンゲルブロック)
アリス初の協奏曲録音が輸入盤でも登場!
21歳の新鋭女流ピアニストの初の協奏曲録音がようやく輸入盤でも登場! 2009年11月にミュンヘンで行った公演から、チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」をライヴ収録。これに、リスト「ピアノ協奏曲第1番」のセッション録音をカップリングしてお届けします。どちらの協奏曲も、日本公演で過去に何度も取り組んだ得意のレパートリーなので、思い切りのよい強靭なタッチ、華麗なテクニック、そして、表現者としての強い意志で個性的な演奏を披露してくれることでしょう。
ユニバーサル ミュージック/IMS
チャイコフスキーのピアノ協奏曲 おすすめの名盤
チャイコフスキーのピアノ協奏曲は、同じ作曲家のヴァイオリン協奏曲ほど好きではなく、アルゲリッチの新旧アルバムを所有しているだけです。
だから僕の中では、チャイコフスキー=アルゲリッチというイメージです。
特にコンドラシン指揮バイエルン放送響との共演は、指揮者とオーケストラの実力もあり、素晴らしい名演です。
僕が、中学生の時、アルゲリッチの美貌に釣られて買ったデュトワ指揮ロイヤルフィルろのセッション録音は、アルゲリッチとしては大人し目の演奏でした。
あと、アバド指揮ベルリンフィルとも録音しています。
アルゲリッチのチャイコフスキーに関しては改めて聴き比べたいと思います。
最後に
近年は気軽に安価にクラシック音楽を愉しむことが出来るようになったのは嬉しいことです。
でも、やはりライブを聴きに実際にコンサートホールに足を運んだほうが良いです。
海外からの演奏かはそれなりにチケットも高価なので、日本のオーケストラや演奏家を聴きに行きましょう。
僕は、アマチュアの演奏家も良く聴きに行きます。
アリス=紗良・オットもぜひ実演を聴きたいピアニストです。
と思っていたら、来年2019年の9月に来日して日本フィルハーモニー交響楽団と共演します。
チケットはこれから発売なので、ぜひと思いっています。
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