こんにちは、
ともやんです。
僕が尊敬するアリアCD店主松本大輔氏の本『面白いほどわかる!クラシック入門』を読んでいるとクラシックは死なない!シリーズを何冊もしたため、クラシック音楽のことならなんでもござれという松本氏もクラシック聴き始めの少年時代は、こんなに初心だったのかとほのぼのとした本です。
ただ、最初に買った運命と未完成。しかもフルトヴェングラー盤というなんともマニアックなLPを購入してなかなか馴染めない所なんか、そうだよねととても納得しました。
さて僕にもクラシックを聴き始めた頃がありました。
そんなことを少し書いてみたいと思います。
クラシックとの出会い N響の番組から
僕の場合、松本氏と違うのはクラシックを聴こうとしてレコードを買ったのではなく、順番が逆でテレビを観ていて好きになったというのが流れでした。
きっかけは、NHK交響楽団の番組でした。
多分小学校の五年生ころ。
テレビでN響の番組をみて、指揮をしている岩城宏之さんを観ておもしろいなと感じ、岩城さんの指揮を観たいためにN響の番組を見続け、それで自然と音楽も好きになったというのが経緯でした。
最初は、岩城さんの指揮姿みたさでしたが、そのうち森正さん、サバリッシュさん、スイトナーさんの指揮をみて自然に音楽も好きになって行ったという感じです。
ではかと言ってどんな曲を憶えているかというと意外と少ない。
かろうじてチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲とグローフェの大峡谷。
その他、いろんな曲を聴いたはずですが、残念ながら憶えていません。
フリッツ・ブッシュ ハイドン交響曲第100番”軍隊”
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン – Franz Joseph Haydn (1732-1809)
交響曲第100番 ト長調 「軍隊」 Hob.I:100
Symphony No. 100 in G Major, Hob.I:100, “Military”
1.(06:47) I. Adagio – Allegro
2.(04:58) II. Allegretto
3.(05:01) III. Menuet: Moderato
4.(04:36) IV. Finale: Presto
total(21:22)
ウィーン交響楽団 – Vienna Symphony Orchestra
フリッツ・ブッシュ – Fritz Busch (指揮)
録音: 1950, Vienna, Italy
フリッツ・ブッシュ ハイドン交響曲"軍隊""時計"
最初に買ったレコード。
多分中学1年の時で17センチ盤。
小遣いで買える範囲が17センチ盤だったからだろうが、なんでハイドンの軍隊だったのか全然憶えていない。
しかもその前にこの曲を聴いていたという記憶もない。
でもこれによりハイドンの交響曲はずっと好きです。
カラヤン チャイコフスキー交響曲第6番”悲愴”
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー – Pyotr Il’yich Tchaikovsky (1840-1893)
交響曲第6番 ロ短調 「悲愴」 Op. 74
Symphony No. 6 in B Minor, Op. 74, “Pathetique”
1.(19:16) I. Adagio – Allegro non troppo
2.(08:26) II. Allegro con gracia
3.(09:12) III. Allegro molto vivace
4.(09:32) IV. Finale: Adagio lamentoso
total(46:26)
フィルハーモニア管弦楽団 – Philharmonia Orchestra
ヘルベルト・フォン・カラヤン – Herbert von Karajan (指揮)
Herbert von Karajan – Russian Music 1949-1960
カラヤン ベートーヴェン交響曲第5番”運命”
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第5番 ハ短調 「運命」 Op. 67
Symphony No. 5 in C Minor, Op. 67
1.(07:12) I. Allegro con brio
2.(09:38) II. Andante con moto
3.(04:56) III. Allegro –
4.(08:49) IV. Allegro
total(30:35)
フィルハーモニア管弦楽団 – Philharmonia Orchestra
ヘルベルト・フォン・カラヤン – Herbert von Karajan (指揮)
録音: 1954
カラヤン&フィルハーモニア管 ベートーヴェン 交響曲全集と序曲集
初めて買ったLPレコードが、カラヤン&フィルハーモニア管の運命と悲愴のカップリング盤。
これはよく聴いたな。
ただ、この録音はモノラルでした。
当時ステレオとモノラル録音の違いも分からず、なんか音がこもっているなぁ、なんて思っていました。
初めて買ったLPレコードが、カラヤン&フィルハーモニア管の運命と悲愴のカップリング盤。
フルトヴェングラー ベートーヴェン交響曲第3番”英雄”
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”
1.(15:43) I. Allegro con brio
2.(18:03) II. Marcia funebre: Adagio assai
3.(06:34) III. Scherzo: Allegro vivace – Trio
4.(12:46) IV. Finale: Allegro molto – Allegretto mesto – Poco andante – Presto
total(53:06)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 19-20 December 1944, Musikvereinssaal, Vienna, Austria
フルトヴェングラー&ウィーンフィル ベートーヴェン: 交響曲第3番「英雄」
いやー、大変な録音を何も知らないで買ってしまったものです。
カラヤンに次の買ったのが、フルトヴェングラー。
なんでフルトヴェングラーなのか?
しかし、これでフルトヴェングラーと50年に渡る付き合いが始まったのです。
多分死ぬまでの付き合いになるでしょう。
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