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アリス=紗良・オット コンサート&名盤選集

アリス=紗良・オット
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こんにちは。
ともやんです。

9月29日(日)に、日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました。

第14回 相模原定期演奏会という題目で、相模大野にある、相模女子大学グリーンホール・大ホールで行われました。

指揮者が井上道義。
ソリストとしてアリス=紗良・オット。

アリス=紗良・オットのピアノが聴きたくて、観たくてチケットを購入しました。

観客席はほぼ満席。

多分、アリスを観たくてチケットを購入して来場したと思います。

当然僕ものその一人です。

今日は、そのコンサートの模様とアリス=紗良・オットの名盤選集をご案内します。

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アリス=紗良・オット&井上道義&日本フィル

アリス=紗良・オットに関しては、何と言っても今年の2月に衝撃が走りました。

アリスが、多発性硬化症という難病であることを発表したのです。

この病気は、あの不世出の天才チェリスト、ジャクリーヌ・デュプレから音楽と命を奪った忌まわしき病気です。

僕がチケットを購入したのが、その発表を聴いてから数日後。

ちょうど、アリスが来日したら聴きに行こうと思っていたのでいま聴きに行かないということで購入しました。

実はその時、心配していました。
もしかして体調が悪ければ代役を立てるのではないかと。

しかしそれは杞憂でした。

ステージのアリス=紗良・オットは、その細身の身体からは信じられないような逞しく強靭で、研ぎ澄まされた音楽を聴かせてくれました。

曲は、リストの「死の舞踏」。

初めて聴きましたが、ダイナミックで悲劇性を感じる曲で、ピアノはさすがリスト。
超絶技巧を駆使するものでした。

アリスは、ボブカットの美しい黒髪を振り乱し、スレンダーな身体の全身を使った渾身のピアノを聴かせてくれました。

演奏が終わってスッと立ち上がった姿もピンと張った姿勢の良さは、まさに舞台人としての華がありました。

終演後、1階ロビーでは、CDを購入した人へのサイン会が行われ、2階ロビーまで続く行列が出来ていました。

プログラムは、

伊福部昭:『日本組曲』より「盆踊」「演伶(ながし)」「佞武多(ねぶた)」
井上道義:メモリー:コンクリート
リスト:死の舞踏
リスト:ハンガリー狂詩曲 第2番

何と言っても、アリス=紗良・オットのピアノ独奏との共演の死の舞踏が圧巻でした。
アンコールでも、サティ?の曲をさらっと弾いてそれがまた粋でした。

最後のハンガリー狂詩曲が終わったら、アンコールで、「オーバー・ザ・レインボウ」が奏されたのですが、その時、私服に着替えたアリスが、ステージ袖で聴いていたのですが、その立ち姿が、またカッコ良かった。

素晴らしい一日でした。

アリス=紗良・オット 勝手に名盤選集

アリス=紗良・オット ナイトフォール(初回限定盤)(DVD付)

クロード・ドビュッシー – Claude Debussy (1862-1918)

1.(04:45) 夢想 1.
Reverie

(17:28)ベルガマスク組曲
Suite bergamasque

2.(04:19)I. Prelude
3.(04:24)II. Menuet
4.(04:55)III. Clair de lune
5.(03:50)IV. Passepied

エリック・サティ – Erik Satie (1866-1925)
6.(04:18) 3つのグノシエンヌ – グノシエンヌ第1番(レント)
3 Gnossiennes: No. 1. Lent

7.(03:25) 3つのジムノペディ – 第1番 ゆっくりと悩める如く
3 Gymnopedies: No. 1. Lent et douloureux

8.(02:56) 3つのグノシエンヌ – グノシエンヌ第1番(レント)
3 Gnossiennes: No. 3. Lent

モーリス・ラヴェル – Maurice Ravel (1875-1937)
(26:24)夜のガスパール
Gaspard de la nuit
9.(06:50)I. Ondine
10.(09:20)II. Le gibet
11.(10:14)III. Scarbo

12.(06:54)亡き王女のためのパヴァーヌ(ピアノ版) 12.
Pavane pour une infante defunte (version for piano)

アリス=紗良・オット – Alice Sara Ott (ピアノ)
録音: March 2018, Meistersaal, Berlin, Germany

ナイトフォール(初回限定盤)(DVD付)

アリス=紗良・オットの最新盤。深まる秋に聴くのが最高。
彼女の繊細で洗練されたセンスが光る名盤です。

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アリス=紗良・オット ワンダーランド

エドヴァルド・グリーグ(1843-1907)
・ピアノ協奏曲イ短調作品16
・抒情小曲集から(昔々、蝶々、アルバムの綴り、小人の行進、夜想曲、妖精の踊り、小川、トロールハウゲンの婚礼の日、バラード風に、春に寄す)
・ペール・ギュントから(作曲者自身によるピアノ編曲: ソルヴェイグの歌、山の魔王の宮殿にて)

【演奏】
アリス=紗良・オット(ピアノ)
バイエルン放送交響楽団 エサ=ペッカ・サロネン(指揮)

【録音】
2015年1月15-16日, ミュンヘン ヘラクレス・ザール(ピアノ協奏曲)
2016年4月20-21日、ベルリン、マイスター・ザール(ピアノソロ)

ワンダーランド

素朴ながら力強く、繊細な抒情に溢れるグリーグの曲は、アリス=紗良・オットにぴったり。エカ・ペッカ・サロネンの伴奏も最高。

アリス=紗良・オット チャイコフスキー&リスト ピアノ協奏曲

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー – Pyotr Il’yich Tchaikovsky (1840-1893)
ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op. 23
Piano Concerto No. 1 in B-Flat Minor, Op. 23

1.(20:58) I. Allegro non troppo e molto maestoso – Allegro con spirito
2.(7:00) II. Andantino semplice – Prestissimo – Tempo I
3.(07:02) III. Allegro con fuoco
total(35:00)

アリス=紗良・オット – Alice Sara Ott (ピアノ)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 – Munich Philharmonic Orchestra
トーマス・ヘンゲルブロック – Thomas Hengelbrock (指揮)
録音: November 2009, Live recording, Gasteig, Munchen, Germany

* * * * * * * * * *

フランツ・リスト – Franz Liszt (1811-1886)
ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 S124/R455
Piano Concerto No. 1 in E-Flat Major, S124/R455

4.(05:54) Allegro maestoso
5.(09:31) Quasi adagio – Allegretto vivace – Allegro animato
6.(04:22) Allegro marziale animato – Presto
total(19:47)

アリス=紗良・オット – Alice Sara Ott (ピアノ)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 – Munich Philharmonic Orchestra
トーマス・ヘンゲルブロック – Thomas Hengelbrock (指揮)
録音: November 2009, Gasteig, Munchen, Germany

Tchaikovsky/Liszt: First Piano Concertos

21歳の新鋭女流ピアニストの初の協奏曲録音がようやく輸入盤でも登場! 2009年11月にミュンヘンで行った公演から、チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」をライヴ収録。

これに、リスト「ピアノ協奏曲第1番」のセッション録音をカップリングしてお届けします。

どちらの協奏曲も、日本公演で過去に何度も取り組んだ得意のレパートリーなので、思い切りのよい強靭なタッチ、華麗なテクニック、そして、表現者としての強い意志で個性的な演奏を披露してくれることでしょう。by ユニバーサルミュージック

アリス=紗良・オット&トリスターノ スキャンダル

Scandale

火花散る、2台ピアノによる奇跡のコラボレーションが輸入盤でも登場!
若手人気ピアニスト2人によるレアなピアノ・デュオ・アルバム。来日公演でも大絶賛を博した二人の火花散るコラボレーションが輸入盤でも入手可能となりました。

パリを中心に芸術が華やかだったベル・エポックの時代に一世を風靡したバレエ・リュスをテーマに取り上げたアルバムです。
トリスターノのオリジナル曲も1曲収録しています。

20世紀近代音楽の傑作、バレエ《春の祭典》の1913年の初演は正にスキャンダル。賛成派と反対派の乱闘にまで発展しました。作曲者自身による2台ピアノ版です。カランダール王子の物語は交響組曲《シェヘラザード》の第2楽章。1888年に作曲され、バレエ・リュスでは1910年に取り上げられています。こちらも作曲者自身による2台ピアノ版です。ラヴェルのラ・ヴァルスは、「バレエには不向き」とディアギレフに受け取りを拒否され、2人が不仲になるきっかけとなった曲。これもある意味スキャンダル。ルシアン・ガーバンによる2台ピアノ版です。
ユニバーサル・ミュージック

アリス=紗良・オット リスト 超絶技巧練習曲

フランツ・リスト – Franz Liszt (1811-1886)
超絶技巧練習曲集 S139/R2b
12 Etudes d’execution transcendante, S139/R2b

アリス=紗良・オット – Alice Sara Ott (ピアノ)
録音: June 2008, Friedrich-Ebert-Halle, Hamburg, Germany

1.(00:53) No. 1 in C Major, “Preludio”
2.(02:18) No. 2 in A Minor, “Fusees”
3.(05:15) No. 3 in F Major, “Paysage”
4.(07:45) No. 4 in D Minor, “Mazeppa”
5.(03:56) No. 5 in B-Flat Major, “Feux follets”
6.(06:28) No. 6 in G Minor, “Vision”
7.(05:06) No. 7 in E-Flat Major, “Eroica”
8.(05:26) No. 8 in C Minor, “Wilde Jagd”
9.(10:13) No. 9 in A-Flat Major, “Ricordanza”
10.(04:29) No. 10 in F Minor, “Appassionata”
11.(08:42) No. 11 in D-Flat Major, “Harmonies du soir”
12.(05:36) No. 12 in B Minor, “Chasse-neige”
total(66:07)

13.(04:58) パガニーニ大練習曲 S141/R3b – 第3番 嬰ト短調 「ラ・カンパネッラ(鐘)」
Grandes Etudes de Paganini, S141/R3b: No. 3 in G-Sharp Minor, “La campanella”

アリス=紗良・オット – Alice Sara Ott (ピアノ)

リスト:超絶技巧練習曲集

ロマン派の名技主義を代表する典型的な難曲として知られる≪超絶技巧練習曲集≫。華麗な演奏技巧に注目が集まりがちだが、リストの深い音楽性をも窺い知ることができる作品。日本とドイツの血を受けた正統派アリス=紗良・オットのドイツ・グラモフォンへのデビュー・アルバムで、彼女の10代最後の時期に録音。鐘の音を模した超絶的な技巧を要する難曲≪ラ・カンパネッラ≫を併録。

アリス=紗良・オット ベートーヴェン ピアノソナタ

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 Op. 2, No. 3
Piano Sonata No. 3 in C Major, Op. 2, No. 3

1.(10:51) I. Allegro con brio
2.(06:52) II. Adagio
3.(03:32) III. Scherzo: Allegro – Trio
4.(05:26) IV. Allegro assai
total(26:41)

ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 「ワルトシュタイン」 Op. 53
Piano Sonata No. 21 in C Major, Op. 53, “Waldstein”

5.(11:16) I. Allegro con brio
6.(03:29) II. Introduzione: Adagio molto
7.(09:59) III. Rondo: Allegretto moderato – Prestissimo
total(24:44)

8.(07:52) アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO 57
Andante in F Major, WoO 57, “Andante favori”

9.(06:20) ロンド・ア・カプリッチョ ト長調 「失われた小銭への怒り」 Op. 129
Rondo a capriccio in G Major, Op. 129, “Rage over a Lost Penny”

10.(03:25) バガテル イ短調 「エリーゼのために」 WoO 59
Bagatelle in A Minor, WoO 59, “Fur Elise”

アリス=紗良・オット – Alice Sara Ott (ピアノ)

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番<ワルトシュタイン>他

才媛アリスが満を持して贈る渾身のベートーヴェン作品集!
ドイツ音楽の真髄で、ピアノの新約聖書とも呼ばれるベートーヴェンのソナタにドイツと日本の血が流れる才媛アリス=紗良・オットが挑んだ渾身の1枚。ハ長調の2曲のソナタを軸に、当初は《ワルトシュタイン》の第2楽章として作曲された「アンダンテ・ファヴォリ」と《失われた小銭への怒り》を並べた選曲のセンスも光る1枚がようやく輸入盤でも発売となります。
ユニバーサル ミュージック

 



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