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ゲルギエフ チャイコフスキー交響曲第6番”悲愴” 演奏集

ゲルギエフ
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こんにちは、
ともやんです。

チャイコフスキーの最後の交響曲第6番”悲愴”は、1893年10月28日にサンクトペテルブルクで行われました。

なお、記録によっては10月16日と記載されているものもありますが、それはユリウス暦(旧暦)によるもので、現代のグレゴリオ暦(新暦)にすると10月28日になります。

悲愴交響曲は、彼の最高の傑作であるばかりではなく、交響曲の歴史の中でも特異な傑作として君臨しています。

ちなみに約50年前、僕が初めてLPレコードを買った時の曲もこれでした。
カラヤン指揮フィルハーモニア管によるベートーヴェンの”運命”とチャイコフスキーの”悲愴”だったのです。

そしていままで何回この曲を聴いたかわかりません。
ただ全てLPかCDでまだ実演を聴いていないのが悲しいですが。

ゲルギエフのコンサート活動では、マリインスキー劇場管を率いての世界各国での演奏には定評がありました。

またウィーン・フィルとの相性も良く来日公演を行てします。

また平和活動にも熱心で、2004年11月にはベスラン事件犠牲者と新潟県中越地震被災者に捧げるチャリティーコンサートを行い、入魂の”悲愴”を指揮しています。

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ゲルギエフ チャイコフスキー交響曲第6番”悲愴” 4選

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー – Pyotr Il’yich Tchaikovsky (1840-1893)
交響曲第6番 ロ短調 「悲愴」 Op. 74
Symphony No. 6 in B Minor, Op. 74, “Pathetique”

1.(20:20) I. Adagio – Allegro non troppo
2.(07:40) II. Allegro con gracia
3.(08:34) III. Allegro molto vivace
4.(11:42) IV. Finale: Adagio lamentoso
total(48:16)

キーロフ管弦楽団 – Kirov Orchestra
ヴァレリー・ゲルギエフ – Valery Gergiev (指揮)
録音: July 1997, Mikaeli Concert Hall, Mikkeli, Finland

チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」(キーロフ管/ゲルギエフ)

《悲愴》は死の直前に完成したチャイコフスキーの「辞世の句」ともいうべき交響曲で、標題が示すとおり人間の抱く悲愴的な感情を劇的に表現した、極めて高い人気を誇っている傑作です。ゲルギエフによる燃え上がるような高揚感に満ちたこの演奏は、作品が持つ作曲家の内面の苦悩や絶望、悲嘆といった人間的な情念を強烈なまでに表出したもので、同時に深い悲哀感やロマンティックな旋律も美しい響きで紡ぎ出しています。

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ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー – Pyotr Il’yich Tchaikovsky (1840-1893)
交響曲第6番 ロ短調 「悲愴」 Op. 74
Symphony No. 6 in B Minor, Op. 74, “Pathetique”

1.(18:19) I. Adagio – Allegro non troppo
2.(06:59) II. Allegro con gracia
3.(08:13) III. Allegro molto vivace
4.(10:28) IV. Finale: Adagio lamentoso
total(43:59)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
ヴァレリー・ゲルギエフ – Valery Gergiev (指揮)
録音:2004年9月、ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ)

チャイコフスキー:交響曲第6番≪悲愴≫ [UHQCD x MQA-CD]<生産限定盤> ワレリー・ゲルギエフ ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

第6番”悲愴”の録音は2004年9月1~4日にかけて、ウィーンで行われました。
折りしもゲルギエフの故郷、北オセチアの小学校において大惨事(ベスラン事件)が起きた時期と重なり、何よりもロシア、なによりも故郷を愛するゲルギエフは最悪の状態だったとレコーディングに立ち会ったスタッフは語ります。
コンサート中も涙を流しながら指揮をしていた、と。
何というタイミングか、演奏曲目は《悲愴》ということで、やり場のない悲しみが溢れる物凄い演奏だったと語らしめた録音。

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ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー – Pyotr Il’yich Tchaikovsky (1840-1893)
交響曲第6番 ロ短調 「悲愴」 Op. 74
Symphony No. 6 in B Minor, Op. 74, “Pathetique”

1.(21:04) I. Adagio – Allegro non troppo
2.(07:37) II. Allegro con gracia
3.(08:17) III. Allegro molto vivace
4.(12:50) IV. Finale: Adagio lamentoso
total(49:48)

マリインスキー劇場管弦楽団 – St. Petersburg Mariinsky Theatre Orchestra
ヴァレリー・ゲルギエフ – Valery Gergiev (指揮)
録音: January 2010, Salle Pleyel, Paris

チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」 ワレリー・ゲルギエフ マリインスキー劇場管弦楽団

ゲルギエフとマリインスキー管弦楽団の「悲愴」という鉄板中の鉄板アイテムが登場!とは言っても2011年10月にリリースされたブルーレイ(MAR0515)とDVD(MAR 0513)の音声のみをCD化しました。チャイコフスキーの交響曲CDといえば、ウィーン・フィルとの共演盤が知られていますが、それから10数年を経て円熟のゲルギエフが再録音に臨みました。それも手兵マリインスキー劇場管を率いているのが話題となりました。今回は通常CDで、お買い得な価格設定となっています。ゲルギエフは極めて正攻法から勝負。奇をてらったり、これ見よがしなところは少なく、あくまでも壮大かつ緊張感あふれる「悲愴」像をつくりあげています。ライヴならではの一発勝負的な潔さもある感動的名演で、同曲の指折りの名盤のひとつの登場となります。

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ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー – Pyotr Il’yich Tchaikovsky (1840-1893)
交響曲第6番 ロ短調 「悲愴」 Op. 74
Symphony No. 6 in B Minor, Op. 74, “Pathetique”

1.(19:38) I. Adagio – Allegro non troppo
2.(07:24) II. Allegro con gracia
3.(08:16) III. Allegro molto vivace
4.(12:01) IV. Finale: Adagio lamentoso
total(47:19)

ヴェルビエ祝祭管弦楽団 – Verbier Festival Orchestra
ヴァレリー・ゲルギエフ – Valery Gergiev (指揮)
録音: 23 July 2015, Live recording, Salle des Combins, Verbier, Switzerland

ヴェルビエ音楽祭25周年記念アルバム<限定盤>

ヴェルビエ音楽祭25周年記念アルバム

1994年に始まったヴェルビエ音楽祭は、若い音楽家たちが世界最高のアーティストたちから学べる場となっているユニークな音楽祭です。その25年の素晴らしい歩みを記念して、DGアーティストによる同音楽祭の未発売のライヴ録音を収録した4枚組限定盤を発売します。

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まとめ

ゲルギエフは、現在68歳。現役ではもっともカリスマ性を持った指揮者の一人だと思う。4種類の悲愴交響曲を聴いていくとその情感あふれる彫りの深い表現にどの演奏も深い感銘を受けます。

97年のキーロフ管との演奏から、2015年のヴェルビエ音楽祭の録音まで聴いたザクッとした印象ですが、キーロフ管との演奏がもっとも劇場型で濃厚です。それが
時が過ぎるにしたがってより凝縮されしかも無駄が物が省かれていくようそんな印象を受けます。
もちろん簡単に語ることが出来ません。
この4つの演奏は、改めて1つずつレビューして行きたいと思います。



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