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ホグウッドの名盤 ベートーヴェン交響曲第9番 フレッシュな名演

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交響曲CD 絶対の名盤 福島章恭著の中で、古楽器オーケストラが木造家屋とするなら、カラヤン時代のベルリン・フィルなど近代的な超高層ビルであり、「ここまで立派な必要があるのだろうか?」という疑問すら湧いてくる。

と書かれています。

 

ただ、木造家屋にもいろいろありまして、ホグウッドの演奏は、ガーディナー、ノリントンの軽快で楽天的ではなく、ブリュッヘンほど、神妙ではありません。

 

どちらかというと穏健派で中庸の表現です。

 




ホグウッドの名盤 ベートーヴェン交響曲全集より

 

交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」 Op. 125
Symphony No. 9 in D Minor, Op. 125, “Choral”
作詞 : フリードリヒ・フォン・シラー – Friedrich von Schiller

1.(13:55) I. Allegro ma non troppo, un poco maestoso
2.(13:32 II. Molto vivace
3.(10:43) III. Adagio molto e cantabile – Andante moderato
4.(24:58) IV. Finale: Presto – Allegro assai
total(63:08)

 

アーリーン・オジェー – Arleen Auger (ソプラノ)
キャサリン・ロビン – Catherine Robbin (メゾ・ソプラノ)
アンソニー・ロルフ=ジョンソン – Anthony Rolfe-Johnson (テノール)
グレゴリー・ラインハルト – Gregory Reinhart (バス)
ロンドン交響合唱団 – London Symphony Chorus
エンシェント室内管弦楽団 – Academy of Ancient Music
クリストファー・ホグウッド – Christopher Hogwood (指揮)
録音: September 1988, Walthamstow Assembly Hall, London, United Kingdom

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【CD】 Beethoven: The Symphonies クリストファー・ホグウッド 、 エンシェント室内管弦楽団

 

まさに古楽ならではの素朴さと野性味と躍動の祭典です。

第1楽章から躍動感あふれる表現です。

 

何気く聴き始めるとどんどん引き込まれていく自分に気付きます。

そして野性味あふれる第2楽章、そして速いテンポで流れる第3楽章は、

 

遅めのテンポでしんみりも良いけれど、速いテンポはかえって新鮮で、
旋律の美しさを浮き出している様に思います。

 

そして、第4楽章は、冒頭より迫力溢れる表現で、ソリスト、合唱団も素晴らしいです。

 

もう発表から30年近く経ちますが、これほどフレッシュ、躍動感あふれる第九は少ないでしょう。

クラシックファン必聴の1枚です。

 




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