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朝比奈隆 最初のベートーヴェン交響曲全集

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こんにちは、
ともやんです。

朝比奈隆。
指揮者。
1908年7月9日東京生まれ。
京都帝大在学中にロシア人指揮者メッテルに師事。

デビューが1940年1月31日、新交響楽団(現N響)を指揮し、チャイコフスキー交響曲第でした。奇しくも生涯最後2001年10月24日のプログラムも同じ曲。

まさに現役生活60年超え。会社員37年の僕なんかは足元に及ばない。

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朝比奈隆 生誕115年に聴くベートーヴェン

2023年7月9日、つまり今日が朝比奈さんの115回目の誕生日。
僕は、80年代後半から90年初頭に掛けて何度か、コンサートに行きました。
当時の朝比奈さんは神格化されていて、そのコンサートチケットはなかなか取れなかったと記憶します。

そしてコンサートに行くと演奏が終わった後も拍手がなり止まず、何人ものファンが立って拍手を続けていました。

僕は、そこまでのファンではなかったけど、ああ、この人は幸せだな、と思ったものです。

特にベートーヴェン、ブルックナ、ブラームスを得意とし、ベートーヴェンの交響曲全集は8回も録音しました。これは同い年のカラヤンと同じだったと記憶します。

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朝比奈隆 65歳 最初のベートーヴェン交響曲全集

朝比奈さんが、最初にベートーヴェンの交響曲全集を録音したのが、1973年のこと。CDのブックレットで確認すると、最初は第九で72年12月28日、最後は第7番と8番で、73年8月10日。朝比奈さんが64歳から65歳に掛けての偉業でした。
既に指揮者生活も30年以上やられていました。

ただ、日本人指揮者とオケでの全集となると、既に10年近く前に朝比奈さんより20歳以上も若い岩城宏之さんがN響が、最初に録音していました。

でも60歳も半ばにしてようやく全集を録音した朝比奈さんは、何か着実に堅実に誠実に歩んでこられた人生そのものを感じさせます。

そして1973年7月9日に録音したのが、朝比奈さんが特に愛着を感じていたと思われる第3番「英雄」。65歳の誕生日に録音したというのは、たまたまというより朝比奈さんの意志も働いていたものと思います。

演奏は、淡々と音を積み重ね織りなしていく様が、ひたひたと感動を深くさせてくれる名演です。

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記念すべき第1回目のベートーヴェン全集ぜひ聴いてほしいです。
しかもこのご、朝比奈さんは30年近く指揮者生活を送り、なんと8回もベートーヴェンの交響曲全集を録音したのです。65歳の時点で全くそんなことは本人も考えてもいなかったと思います。

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朝比奈隆 最初のベートーヴェン交響曲全集

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

1.(15:58) I. Allegro con brio
2.(16:42) II. Marcia funebre: Adagio assai
3.(06:11) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(12:02) IV. Finale: Allegro molto
total(50:53)

大阪フィルハーモニー交響楽団 – Osaka Philharmonic Orchestra
朝比奈隆 – Takashi Asahina (指揮)
録音: 1973年7月9日 大阪厚生年金中ホール

大阪フィルハーモニー交響楽団 – Osaka Philharmonic Orchestra
朝比奈隆 – Takashi Asahina (指揮)

ベートーヴェン: 交響曲全集 (特別収録曲付き)<タワーレコード限定> 朝比奈隆 大阪フィルハーモニー交響楽団

2021年没後20年の朝比奈による記念碑的ベートーヴェン録音。
1973年、楽壇生活40周年を記念し学研が制作した朝比奈初めての記念碑的なベートーヴェン交響曲全集。タワー企画盤としてもこの復刻がきっかけとなり、その後の怒涛の朝比奈復刻の原点となりました!今年様々な復刻も予定しています。LP発売時の解説書を復刻(88頁)。さらに、1972年に別企画として録音された”運命”、”未完成”も収録。



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