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デ・フリエンド&オランダ響 ベートヴェン交響曲全集より

こんにちは、
ともやんです。

ヤン・ヴィレム・デ・フリエンドは、1962年7月生まれのオランダ出身のヴァイオリニストであり指揮者。

日本では、デ・フリエンドと表されることが多いですが、実際の発音は、デ・フリーントもしくはデ・フリントの方が近いようです。

1982年に古楽レパートリーを得意とする合奏団コンバッティメント・コンソート・アムステルダムを設立し、自ら指揮者、コンサートマスターを務め、2015年までオランダ国内外のコンサートやレコーディングを行いました。

CDでは、ヴィヴァルディ、ビーバー、J・S・バッハ、ヘンデルの作品を聴くことが出来ます。

2006年から2017年まで、エンスヘーデのオルケスト・ファン・ヘット・オーステン(別名オランダ交響楽団またはネザーランド交響楽団)の音楽監督を務めました。

このオケとは、ベートヴェン交響曲全集を録音していて、今回はそこから第2番と第3番”英雄”を聴きました。

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デ・フリエンド&オランダ響のベートーヴェン 21世紀の響き

国民栄誉賞を受賞した元ヤンキースの松井秀喜氏は、あるインタビューでもっとも目標にしたバッターとして落合博満氏を挙げていました。

その答えに対して、インタビュアーは、イチロー選手はどうですか?と尋ねたら、松井氏は、タイプが違うので目標にしようがない、という内容で応えていました。

単に残されている安打数、ホームラン数、打率だけでは、比較しようがないということです。

これはスポーツの世界だけではなく、大枠で括ると同じでも、もう少しよく見るとまるでタイプが違い、比較ができないということがよくあります。

例えば、20世紀前半から中盤に活躍してフルトヴェングラー、クレンペラーらの表現と21世紀の表現では、比較のしようがないほど明らかに違っています。

そして同じベートーヴェンの楽譜(正確には版が違う)を使いながら、表現としてこれだけの違いを見せていることに大きな魅力と興味と楽しみを感じます。

演奏のスタイル、表現が違っていてもそれに感銘を受けるか感動するかワクワクするかが大切だと思っています。

結局、結論としてフリエンド&オランダ響の演奏は、モダン楽器のオケが古楽器スタイルも取り入れた演奏ですが、僕は楽しくワクワクしながら聴きました。

ティンパニの決め打ちも気持ちのいいメリハリの効いた演奏で、ガーディナ―ほどのカミソリ的な切れ味はないけど、手入れの行き届いた斧のような切れ味です。

つまり、古楽器スタイルに良く感じる軽さよりも重厚さも加味している、軽快さと腰の座った安定感も兼ね備えたスタイルで、この全集は全部聴いてみたいと強く思いました。

おすすめのCDです。

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デ・フリエンド&オランダ響 ベートヴェン交響曲第2番&第3番”英雄”

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第2番 ニ長調 Op. 36
Symphony No. 2 in D Major, Op. 36

1.(12:17) I. Adagio molto – Allegro con brio
2.(10:21) II. Larghetto
3.(04:52) III. Scherzo: Allegro
4.(06:49) IV. Allegro molto
total(34:19)

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交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

5.(16:48) I. Allegro con brio
6.(12:49) II. Marcia funebre: Adagio assai
7.(05:38) III. Scherzo: Allegro vivace
8.(11:25) IV. Finale: Allegro molto
total(46:40)

オランダ交響楽団 – Netherlands Symphony Orchestra
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド – Jan Willem de Vriend (指揮)
録音: Muziekcentrum Enschede, Netherlands

ベートーヴェン: 交響曲全集 ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド 、 ネザーランド交響楽団

時代考証派のスタイルを取り入れながらの作品の特徴の明瞭な表出と、現代楽器ゆえの表情の豊かさや力強さが、思いっきりの良い優れた合奏によって見事に合わさり、クリアで上品な録音に乗って、爽快で迫力のある素晴らしい音楽となっていると思います。
ナクソス・ミュージック・ライブラリーのレビューより

 



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