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ルドルフ・ケンペ ベートーヴェン交響曲全集より”英雄”

こんにちは、
ともやんです。

ルドルフ・ケンペ(1910-1976)
ドイツ、ドレスデン生まれの指揮者。


※ドレスデン

ケンペは、カラヤンより2歳年下で同世代の指揮者で、音楽性や実力を考えでも見劣りしない方でしたが、スター性には乏しく、しかもカラヤンより13年も早く他界したので、どちらかという印象は地味で通好みの指揮者という感じです。

でも、聴いているとその素晴らしさがジワジワ伝わってくる名指揮者です。

今回ご案内するベートーヴェン交響曲第3番”英雄”もその感動がじわじわ伝わってくる名演です。

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ケンペの名盤 指揮者はやっぱり長生きした方が得!?

ケンペの生涯を見ていると、人間長生きした方が得だろうなという典型に思えます。

特に指揮者のように年齢や経験を積めば、名誉と名声が付いてくる職業はさおさらだと思います。

以前もある音楽雑誌に某評論家が、指揮者は長生きした方が絶対得だというコメントされていました。

ケンペは、これから巨匠へという65歳という指揮者にとっては働き盛りで惜しくも亡くなっています。

当然本人が一番悔しいでしょうが、ファンとしては、もっと長生きして、円熟した演奏を聞かせて欲しかった、と誰もが思うような人でした。

あの20世紀の巨人、オットー・クレンペラーも、もし60代で亡くなっていたら、フィルハーモニア菅との録音もほとんどなかっただろうし、後世の評価も大分違っていたことだろうと思います。

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ケンペの名盤 ベートーヴェン交響曲全集の素晴らしい充実度

さて、ルドルフ・ケンペ。

ケンペは、奇をてらわなず誠実な演奏をする、表現も中庸という評判が定番になっているようです。

実際、彼の代表盤として評価の高いミュンヘンフィルとのベートーヴェン交響曲全集も
誠実に楽譜の一音、一音を丁寧に再現しているという演奏です。

しかも全体の構成もしっかりしていて、細部の隅々まで神経を通わせている演奏です。

3番の英雄は、最初のふたつの和音の強奏が、ふわっと出る感じで、これから聴くぞ!という気勢を制された感じですが、その後の厚みのある充実度はさすがと言う感じです。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

1.(15:23) I. Allegro con brio
2.(16:50) II. Marcia funebre: Adagio assai
3.(05:47) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(12:16) IV. Finale: Allegro molto
total(50:16)

ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 – Munich Philharmonic Orchestra
ルドルフ・ケンペ – Rudolf Kempe (指揮)

SACDハイブリッド ベートーヴェン 交響曲全集、序曲集(「プロメテウスの創造物」序曲「エグモント」序曲「レオノーレ」序曲第3番)<タワーレコード限定> ルドルフ・ケンペ ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

ケンペ&ミュンヘン・フィルが1971年から73年にかけて録音を行った正統的なベートーヴェン演奏として、発売以来多くの支持を得てきた名盤中の名盤を最新復刻。

重厚でありながらもケンペらしい溌溂とした閃きと強固な推進力を持った、稀に見る録音です。第13回(1975年)レコード・アカデミー賞交響曲部門受賞盤。尚、3曲の序曲は世界初SACD化です。

今回、あらためて現況での最高音質を目指し最新の復刻を新規で行いました。オリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。永久保存盤です。1,500セット限定のシリアル・ナンバー付。

ケンペの名盤 ブルックナーとブラームスも聴け!

ケンペを聴くなら、ブルックナーとブラームスは外せません。
ブルックナー交響曲第4番「ロマンティック」と第5番です。

そしてブラームスの交響曲全集は、数ある同録音の中でも、充実度トップクラスの名盤です。

以前、このブログでカラヤンの演奏を取り上げました。

一番最初に聴いたブルックナーがカラヤンの4番だったこともあり、あの豪華絢爛なサウンドが好きでしたが、

ケンペの演奏は、そんな私の好みなどぶっ飛ばす、素晴らしい演奏です。

全編、溢れる音楽の喜び、各楽器の掛け合いの美しさ。
特に木管と金管の掛け合い美しい。

そういえばケンペは、若かりし頃、ライプチヒ・ゲヴァントハウスでブルーノ・ワルターの下で首席オーボエ奏者でした。

あとこの演奏には、全編を通じて哀感が漂っていることです。
これが聴く人の心つかんでくる要素かもしれません。

人生の甘いも辛いも経験してきた方には、ぐっとくる演奏だと思います。

まとめ

ケンペは、同世代のスーパースター・カラヤンや、90代まで現役だったヴァントや朝比奈隆に比べ、地味な印象です。

でも、多くの録音が残されていて、復刻もされていることから、来日しなかったにも関わらず、日本でも一定のファンがいます。

僕もその一人ですが、指揮者としてオーケストラから信頼され愛された人柄が、伝わってくるような名演が多いですね。




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