こんにちは、
ともやんです。
以前、ある音楽雑誌のコメント欄で宇野功芳氏は、
「もしルガーノ放送管弦楽団を指揮したベートーヴェンの交響曲全集が世に出なかったら、シェルヘンは二流か三流の評価を受けて、すっかり忘れ去られていただろう。それほどルガーノ・ライヴは衝撃的だった。」
と書いています。
僕も初めて聴いたのは、第3番の「英雄」でしたが、その爆発的な演奏に度肝を抜かれたものです。
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ヘルマン・シェルヘン ベートーヴェン交響曲全集より第2番
ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)
交響曲第2番ニ長調 作品36
ヘルマン・シェルヘン指揮
1965年1月8日ライヴ録音
ベートーヴェン: 交響曲全集+「運命」リハーサル ヘルマン・シェルヘン ルガノ放送交響楽団
ベートーヴェンの第2交響曲は、もしかして9曲の中でもっともコンサートで取り上げられることが少ない曲かもしれない。
しかし、青春の一こまを映し出した魅力的な曲で、次の第3番英雄での飛躍を予感させる名曲です。
そして僕の気持ちをつかんで離さない演奏が、1965年のシェルヘンのライヴ録音。
今まさに目の前で活き活きと演奏が繰り広げられているような、手に汗握る気迫のこもったワクワクさせる演奏です。
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ベートーヴェンの交響曲全集の中で異彩を放つ名盤
時々、シェルヘンの唸り声もマイクが捕らえ、まさに入魂の演奏。
しかも有難いことに50年前の録音にも関わらず音が生々しく収録されていること。
この一連のライヴは全集で収められていて、特に3番、6番、8番が超個性的にして魂の演奏です。いずれこのブログでも再度取り上げたいと思います。
このシェルヘンの全集は、市場に出ているベートーヴェンの交響曲全集の中もで、特異な光を放つ名盤です。
聴かずに死ねない全集です!
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