こんにちは、
ともやんです。
えっ!?こんな録音があったんだ!
今から60年前の1958年11月22日のニューヨーク。
ヘルベルト・フォン・カラヤンは、ニューヨーク・フィルハーモニックに客演して、ベートーヴェンの交響曲第1番と第9番『合唱付き』を演奏しています。
ライブ独特の緊張感あふれる演奏ですが、開始前の観客の咳払いとかが、意外とうるさくて、行儀のいい、日本の聴衆とは違うなと思いながら聴き始めました。
カラヤンは、そんな大らかと言うか雑なアメリカの観客を黙らせるような迫力で、ニューヨークフィルを煽っていきます。
かなり早めのテンポがそれをより引き立て感じで、一瞬トスカニーニの演奏を聴いているかのよう錯覚に陥ります。
カラヤンの第九 ニューヨークフィルのライブは度肝を抜く超名演
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」 Op. 125
Symphony No. 9 in D Minor, Op. 125, “Choral”
作詞 : フリードリヒ・フォン・シラー – Friedrich von Schiller
1.(15:03)I. Allegro ma non troppo – Nn poco maestoso
2.(10:38)II. Molto vivace
3.(12:33)III. Adagio molto e cantabile – Andante moderato
4.(24:35)IV. Finale: Presto – Allegro assai
total(62:49)
レオンタイン・プライス – Leontyne Price (ソプラノ)
モーリーン・フォレスター – Maureen Forrester (アルト)
レオポルド・シモノー – Leopold Simoneau (テノール)
ノーマン・スコット – Norman Scott (バス)
ウェストミンスター合唱団 – Westminster Choir
ニューヨーク・フィルハーモニック – New York Philharmonic Orchestra
ヘルベルト・フォン・カラヤン – Herbert von Karajan (指揮)
録音: 22 November 1958, New York, United States
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」(ニューヨーク・フィル/カラヤン)(1958)
ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』、第1番(2CD)
カラヤン&ニューヨーク・フィル早めのテンポで颯爽と進められる『合唱』。煽る指揮にニューヨーク・フィルが必死についていく様が聴かれる交響曲第1番。
カラヤンのドライブに一丸となって一糸乱れぬウィーン・フィルとの『運命』。待望のニューヨーク・フィルとの2曲の復刻を含む、歴史的価値あるアルバムです。(arbre)
HMVのウェブサイトより
このCDには、ボーナス・トラックとして1948年のウィーンフィルとのベートーヴェンの第五も収録されています。
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